【オソイ】
ハードにならない秘密は
スタッズの大きさにあり！
by 大草直子

韓国・ソウル発の「OSOI（オソイ）」は、2016年にデビューしたバッグ＆シューズブランド。ブランド名は日本語の「遅い」に由来していて、「自分たちのペースで丁寧にものづくりをしたい」という理念を掲げているんだそう。元建築家という経歴を持つデザイナーが作り出す、丸みを帯びた立体的なシルエットと、がま口開閉や太めストラップなどの機能的ディテールを融合し、ミニマルながら存在感あるデザインが魅力。

そんな、日本上陸前から感度の高いファッショニスタがこぞって注目していた「OSOI（オソイ）」が、2025年春夏シーズンより本格的に日本で展開を開始。瞬く間に認知度は上がり、この秋冬も、人気の定番モデルから新色まで目が離せません！

『黒のカーフレザーにシルバーのスタッズって、正直それ自体はそこまで珍しい組み合わせじゃないんだけれど、なんだろう、このハードすぎず、モダンでモードな佇まいは……と、眺めること5分（笑）。わかった。一般的なスタッズバッグより、スタッズが大きい！ 小さいスタッズだと、ハードに見えてしまうことが多いけれど、大きめにすることで、ドットのように見える。だから、ちょっと甘さも感じるんだと思います。可愛い♡

今回持ったのは、「FOLDER BROT（フォルダーブロット）」は、「OSOI（オソイ）」の人気シリーズ「BROT（ブロット）」をベースにしたモデル。よりクラシックで構築的なシルエットが特徴のバッグです。折りたたまれたようなボリューム感のあるがま口のフラップ部分は、物が取り出しやすいだけでなく、デザインとしてもインパクトがあります。ベルトのバックルで長さを調整すれば、ショルダーやクロスボディとしても使える2WAY仕様。ミニマルなデザインにスタッズが加わることで、さらにモードにアップデート。フォルムが柔らかいので、実はどんな服にも馴染んでくれるのも魅力です。

そして、三日月のような丸いバッグ「TONI MINI（トニ ミニ）」は 、90年代ムード漂うクラシックな円形シルエットのコンパクトバッグ。トップハンドル付きで、ストラップの長さ調整が可能な2WAY仕様。小さめの財布やスマートフォンがちょうど収まるほどの軽量サイズ（約370 g）です。このコンパクトさ、パーティーにも持てるし、カジュアルなデニムスタイルをキュッと引き締めるのにも良さそう！』（大草）

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