Fashion スタイリング手帖

月替わりの“キーアイテム”を軸に、日々の着こなしを提案する「スタイリング手帖」。
軽やかな装いへとシフトする5月。今月はスタイリスト亀恭子さんとともに、「きれいめモード」をテーマにお届けします。
※本連載は、AMARCの有料会員=プレミアム会員向けのコンテンツとしてお届けしています。一部の記事は、無料の会員=レギュラー会員登録をしていただくとご覧いただけます。ぜひ、この機会に、AMARCをより深く楽しんでいただけますと幸いです。会員の詳細についてはこちらから。
5月のテーマは、「きれいめモード」。
初夏になり、装いがシンプルになる季節。トップスとボトムスのワン・ツーコーディネートでも、ほんの少しのエッジを効かせることで、印象はぐっと洗練されます。
構築的なシルエットや印象的なディテールなど、着こなしにリズムを生む要素をどう取り入れるかが、このテーマの鍵。亀さんの審美眼を通して、大人にちょうどいい「きれいめモード」を紐解きます。
まずは、スタイルの軸となる7つのキーアイテムをご紹介。

初夏にぴったりの、サファリムード漂うジレ。「オリーブ」と名付けられた、グレイッシュなカーキも新鮮。オーバーサイズながら、ウエストを絞れるドローストリングが内側にセットされているので、シルエットにメリハリをつけることも。金具が前に出ないミニマルな仕上がりで、カジュアルにもシティにも振れる、着こなしの幅が広い一枚です。

人気を集める理由も納得の、一枚でモードにキマるカットソー。アシンメトリーなネックラインと、身体に沿うシルエットが、さりげないエッジを添えてくれます。深みのあるビターなブラウンは、モノトーン派のワードローブにもなじみつつ、アップデート感を演出。デニムとも相性が良く、シンプルな着こなしを引き上げてくれます。

ボクシーなビッグシルエットから、ほんのりボーイッシュなムードが漂う白シャツ。あえてボタンを上まで留め、少し“優等生”に着るのが今の気分。バイカーパンツやミニ丈など、トレンドのボトムスとも好相性。ややハードルが高いと感じるモードなアイテムも受け止めつつ、洗練されたバランスへと導いてくれます。

デコルテを直線で切り取るベアデザインと、立体的に広がるペプラム。その構築的なコントラストが際立つビスチェ。ほどよいフィット感で安定感もあり、自然とスタイルアップが叶います。華やかさがありながら甘さに寄らず、モードに着地するのも◎。レイヤードを楽しんだり、一枚で着たり。パンツとのセットアップでも活躍してくれます。

ペプラムビスチェとセットアップでも楽しめる、たっぷりとした分量感が印象的なタックワイドパンツ。ワイドシルエットながら、中縫いのタックが立体感を生み、落ち感のある素材が女性らしさとマニッシュな表情を両立。販売当初から絶大な人気を誇り、リピートを繰り返しているシーニュの名品。

黒をベースにしたチェックに、重なり合うフロントのフリル。動くたびに生まれる陰影が、着こなしに奥行きとリズムを生んでくれます。チェック柄でありながら、トラッドに寄り過ぎていないので、シンプルなTシャツやタンクトップを合わせるだけで、コーディネートが成立。大人の夏の「きれいめモード」を体現できる一本です。

大人のためのデニムサロペット。華奢なストラップとミニマルなディテールで、洗練された印象に仕上がります。軽やかでドライな着心地ながら、見た目は本格的なデニムの表情をキープ。甘めのブラウスからTシャツまで幅広くマッチします。裾のスリットがさりげない抜けをつくり、スニーカーやサンダルはもちろん、あえてヒールで“外す”着こなしもおすすめ。
いかがでしたか? モードなディテールの効かせ方や、その積み重ねが「きれいめモード」のポイントになりそうですね。これらのアイテムを軸にしたスタイリングは、5月4日(月)より順次公開予定です。どうぞお楽しみに。
※ショップリストはこちらから
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
Photos /Takehiro Uochi(TENT)
Styling /Kyoko Kame
Edit & Text/Ayako Suzuki