Fashion信じるおしゃれ
「大人のカジュアル再構築」の番外編、カラーニットとリップの相関関係。第二回ではベーシックカラーのニットをクローズアップします。大草直子がセレクトしたのは、ベージュとブラックのニット。一点投入で「今の顔」になれる旬のリップを取り入れて、冬のカジュアルをもっと楽しんで。
まとうだけで、優しくリッチなムードを漂わせてくれる、ミルクティベージュのニット。ニットの色よりほんの少し濃度を深めたブラウンベージュのリップを合わせると、親しみやすく、可憐な印象が加わります。もう少し違うベクトルで楽しみたいときは、ニットの反対色にあたる青味系ブラウンのリップを。表情が引き締まり、おしゃれ上級者に。
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上品な艶でふっくらと女性らしい唇に仕上げてくれる一本。主張が強くないのに、どこか惹きつけられる美しい発色もおすすめする理由の一つ。厳選された美容オイルが配合されていて、唇へのあて方で艶と発色が変わるのも面白い!
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ふんわりと薄いベールをまとっているかのような表面感で、撮影スタッフからも「欲しい!」の声が多かったニット。クルーネックの開き具合やドロップショルダー、身ごろのゆったり感など。ベーシックでありながら、大人の女性に優しいディテールが詰まっています。
定番中の定番、黒のニットは、額縁になってくれるから、旬カラーを試すのに最適。今季のトレンドは黄味系ブラウン。唇の中心に塗ったあと、唇を軽くこすり合わせてムラっぽくラフに仕上げるのがコツ。唇の質感をうっすら透けさせるくらい、ライトに仕上げた方が、コンサバティブに転びがちな黒に、抜けをプラスしてくれます。
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唇に伸ばすと、薄いフィルム状になるリキッドタイプ。マットでありながら、唇本来の色がほんのり透ける、センシュアルな質感も、今っぽさをアシスト。ウォータープルーフ処方で落ちにくいのも◎。
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しっかりと密に編まれているから、タートルネック部分を折り返さなくても、きちんと首に寄り添い、首を細く長く見せてくれます。太陽の光の下でも室内の蛍光灯でも、表面が白っぽく見えてしまうことのない、潔い漆黒も魅力。
Photograph(model)/Kazuhiro Fukumoto
Model/Tina
Hair&Make-up/Eiko Sato(ilumini)
Direction , Styling & Text/Naoko Okusa
Edit & Text/Ayako Suzuki
※本ページに掲載している価格はすべて税別になります。
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