Fashion信じるおしゃれ
「大人のカジュアル再構築」をテーマにお届けしてきたファッション特集。番外編として、カラーニットとリップの話をお届けします。冬のカジュアルアイテムの代表格とも言えるニット。とくに今年は、その色の幅が広がっています。ただ、顔まわりに「色」をもってくると、メイクをどうしたら良いか悩みませんか? そこで今回は、大草直子がセレクトした4色のニット、それぞれに合うリップをご紹介。第一回は、トレンドカラーのチョコレートブラウン、そしてヴィンテージローズのニットをピックアップします。
「ニットのカラーパレットが、素晴らしく充実しています。オールドローズのようなピンクや、レンガを思わせるブラウン。ニットという素材の特性で、少し色が沈むから、大人の女性の肌を圧倒的にドラマティックに見せてくれる、今季のカラーニット。
第一印象は、こんなニットで作っておいて。あえて反対色ではずすのか、同じ色でグラデーションをつくるのか。選ぶリップの色で、第一印象の先を作っていく。
くちびるに着る色、そして大好きなニット。冬ならではのコラボレーションをお見せします。」
大草 直子
ここ1,2年でバリエーションが格段に増えた「ブラウン」。例えば、こんな風にミルクチョコレートのように甘やかなブラウンなら、ニットの色を数段薄めたヌーディーなリップが好相性。リラクシングで親しみやすい表情を演出してくれます。ただ、血色はキープしたいから、ピンク味を帯びた、コーラルカラーをチョイスするのがベスト。
使用したリップはこちら!
大草直子も愛用している「COEL(コエル)」のリップ。今の気分に寄り添う、セミマットな仕上がり。ひと塗りでくちびるにきちんとフィットするのに、質感は軽やかで、縦じわが目立ちにくいのも◎。
着用したニットはこちら!
ゆったりシルエットで幸福感を呼び込むミドルゲージのニット。ミルクチョコレートカラーは、肌の色を選ばないうえ、デニムはもちろん、フラノやツイードのボトムスともマッチ。クラッシックやトラッドの新しい楽しみ方を引き出してくれます。
ふわっと柔らかなカシミアで編まれた、ヴィンテージローズカラーのケーブルニット。ニットの色とリンクさせたモーブカラーのリップでももちろんOKですが、もう一歩、顔を進化させるとしたら? 答えは「華やかな赤」。くちびるのうえに指でぽんぽんとのせると、too muchにならず、ハッとするほど女っぷりをあげてくれます。
使用したリップはこちら!
「美容日めくりカレンダー」のコーナーでも紹介した限定カラーのリップ。表情が華やぐ赤のカラー名は「デニムレッド」。カジュアルに楽しみたいときは指で、エレガントに仕上げたいときはブラシで色を載せるのがおすすめ。
着用したニットはこちら!
カシミアを贅沢に使い、ケーブル編みで仕立てた一着は、大草直子いわく「ふわっと優しく。キュンっと華やぐ」ヴィンテージローズカラー。カシミア100%ならではの繊細でしっとりとした肌触りは、気持ちまで優しくしてくれます。
Photograph(model)/Kazuhiro Fukumoto
Model/Tina
Hair&Make-up/Eiko Sato(ilumini)
Direction , Styling & Text/Naoko Okusa
Edit & Text/Ayako Suzuki
※本ページに掲載している価格はすべて税別になります。
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