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【大人のカジュアル再構築】進化した名品との復縁〜デュベティカのダウンベスト〜

大人のカジュアルを楽に楽しくするための、大草直子的リコメンドアイテムの紹介も、いよいよ折り返しに。今回、ピックアップしたのは「デュベティカ」のダウンベスト。一部のラインのデザイナーが変わり、よりスポーティでスピード感のあるデザインへとアップデートされたデュベティカ。そんなデュベティカで大草直子が選んだアイテムと、その理由は?

デュベティカのダウンベスト。
復縁して! 今すぐに♡

「少し間が空いていた、デュベティカとの仲。大好きで週に何日も着ていたときもあったけれど、ここ数年はカジュアルになり過ぎる気がして。これ、私の話ですが、同じ思いをしている人も多そうです。

デュベティカ、一部のラインだけ、デザイナーが変わりました。ストリートでスピード感のあるディテールが追加されて、なんか格好良い!

近くまで出かけるのに寒いから羽織った、みたいな後ろ向きさは全く見られず、超全速力で走っている感じ。

ことさら、「ヌケ」や「こなれ」を考えなくても、あっという間にスタイリングは進化します。いつもの服が、何だか「のんびりしている」ように感じたら、ぜひ、デュベティカのベストを!」

大草 直子


バランスと質感を変えて楽しむ、
冬のモノトーン

ダウンベスト¥95,000/デュベティカ(エフイーエヌ) ニット¥93,000/バレナ・ローファー¥26,000/ガリャルダガランテ・ピアス¥7,400/フィリップ オーディベール(すべてガリャルダガランテ 表参道店) レザーパンツ¥165,000/マディソンブルー バッグ¥42,000/ステート オブ エスケープ(サザビーリーグ) 

素材の選択肢が増える秋冬は、春夏よりも奥行きのあるモノトーンスタイルが楽しめます。「黒」として取り入れたのは、ざっくりとしたミドルゲージのニットに、クールなレザーのパンツ。そして、トラッドなローファー。これだけでも、表情にメリハリを出せますが、さらにアウターとしてプラスしたのが、ボリューミーな「白」のダウンベスト。シャイニーで軽やかな表地だけでなく、フードが大きめで襟もしっかり立ち上がるから、かなりスポーティ。袖がない分すっきり見えますが、ヒップ周りが隠れるミドル丈で、いわゆるコートとは一線を画すバランスも新鮮です。そう、このダウンベストは「いつものカジュアルを、いつもと違う」に瞬時に変えてくれる、マジックアイテムなのです。

Photograph & Movie/Kazuhiro Fukumoto
Model/Tina
Hair&Make-up/Eiko Sato(ilumini)
Direction , Styling & Text/Naoko Okusa
Edit & Text /Ayako Suzuki

※本ページに掲載している価格はすべて税別になります。

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