【大草直子塾】冬に明るい色のスウェードパンプスはNG？

「大草直子に質問！」のコーナーにプレミアム会員のみなさまから届いた質問や、1月に公募したファッションに関するお悩みに、大草直子がずばりお答えします！

Q. 靴が大好きで、スウェードのカラーパンプスを集めています。秋冬にターコイズブルーやパステルカラーのパンプスはNGでしょうか？ 春夏のみに愛用するべきなのか、迷っています……。（東京都 ietyさん）

A. スウェードのカラーパンプスはシーズンレス！ 明るい色はコーディネート全体の明度を上げてくれるので、冬こそ積極的に。

スウェードのカラーパンプス、私も大好きです♡ ietyさんがおっしゃるとおり、明るい色のスウェードパンプスは、春夏に素足ではくのも素敵。ただ、秋冬は秋冬で、洋服の色がダークになりがちなので、足元に明るい色を差し込んであげると、コーディネート全体の明度が上がり、女性らしく軽やかに仕上がります。

上の写真のコーディネートでは、素材の異なるオールブラックスタイルにターコイズブルーのパンプスを投入。ダークトーンのブーツやパンプスを合わせるより、遊びがあって印象に残る着こなしになります。合わせるソックスも、白やライトグレーなど、明るい色にするのが◎。


また、ボトムスで明るい色を取り入れるときのバランサー（調整役）としても活躍してくれます。たとえば、次の写真のようなコーディネート↓。

黒のタートルネックニットにダークグレーのアウター。ボトムスには桜色のパンツを合わせたコーディネート。こんなとき、足元はどうされますか？ あえて黒やダークグレーをリフレインすることでシャープに仕上げることもできますが、桜色のパンツの優しさや柔らかさを引き立てるのは、白をたっぷり含んだ明るい色。今回は、グレージュのスウェードシューズとソックスを合わせ、まろやかに品よくまとめました。

※価格の表記がないものは私物となります。現在販売していないアイテムもございますので、ご容赦下さい。