Fashion信じるおしゃれ
もっと楽に、もっと自分らしくおしゃれを楽しむための、「ワンパターンのすすめ」特集。今回は、大草直子がリアルに重宝している、サファリジャケットをご紹介。ピックアップしたのは、いわゆる”アウター顔”をしていない、シャツ感覚で羽織れるデザイン。そんなサファリジャケットの魅力とコーディネートのコツを大草直子が伝授します。
共布のベルトがついているサファリジャケットは、はっきり言います。どんなスタイリングに合わせても大丈夫。例えばデニム、ワンピース、マキシスカート。今はあまりはかないかもしれないけれど、きちんとしたサマーウールのパンツにだって。同素材のベルトがついていて、シルエットも調整できるから、インナーに着ているコーディネートがどんな輪郭でも、羽織ってしまえばサマになるのです(笑)。このサファリジャケットの良さは、実用の美を備えていながら、トレンチコートやライダースのように「はっきりとアウター顔」をしていないので、室内に入った時も脱がなくて良いところ♡ 「hello」と挨拶したら、レストランでもそのまま席につけるし、もちろん打ち合わせのテーブルにだって。小さな声でしか言えませんが、「インナーに選んだTシャツにアイロンをかける時間がなかったとしても」脱がなければ良いんだから(笑)。時間がないとき、コーディネートが思い浮かばないときの救世主です。
【ワンパターンコーディネートのポイント】
サファリジャケットは……
✔︎ 厚すぎない素材を選ぶ
✔︎ 共布のベルトが付いている
✔︎ どこかフェミニンなディテールがある
✔︎ カーキやベージュなどのアースカラー
最初のコーディネートで大草が着用している、カーキのサファリジャケットの色違い。カーキが、マスキュリンで凛とした印象になるのに対し、ベージュは、柔らかく優しい印象に。ペタルな柄のワンピースや少しあせたようなサマリーブルーのデニムと合わせて、淡色のコーディネートを楽しむのもおすすめ。シャツ以上ジャケット未満で気軽に羽織れる、ちょっと長めの丈も、合わせるアイテムを選ばない理由の一つ。
※本ページに掲載している価格はすべて税別になります。
※価格の表記がないものは私物となります。現在販売していないアイテムもございますので、ご容赦下さい。
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photograph (model)/ Kazuhiro Fukumoto
hair&make / YUMBOU(ilumini)
styling & text / Naoko Okusa
edit & text / Ayako Suzuki(HRM)