Fashion信じるおしゃれ
耳元で揺れるピアス、デコルテを彩るネックレス、視線を誘い、自分自身のモチベーションを上げてくれるリング。これからの季節は、肌の露出も増え、アクセサリーを楽しむ機会やシーンが増えてきます。そこで今回は「プライス」ごとに、大草直子がセレクトしたアクセサリーをご紹介。第1回となる今回お届けするのは「1万円以下」のアクセサリー。大草直子流の、1万円以下のアクセサリーの選び方、楽しみ方とは?
「今日から始まるジュエリー、アクセサリー企画。わかりやすくプライス別に分けました。なぜ? それぞれに役割があるからです。例えば今回紹介する、1万円以下のアイテム。安いから、ではなくある目的で取り入れたい。初めて手にしたジュエリー。私の場合は18歳の記念に父から贈られたティファニーのオープンハート。その後、20歳で母から真珠を。最初の結婚のエンゲージリング、自分で買ったジュエラーのバングルや、大きな色石のリングなど。47歳ですもの。ほとんど自分で買いましたが(笑)、それなりの価格のものも増えました。ズバリ、そうしたブランドや素材、石の主張の強さをまとめてくれるんです。1万円以下のネックレスやピアスたち。リラクシングで軽やか、みんなが結局頼ってしまう、クラスの3枚目、人気者みたいな感じ(笑)。このプライスゾーンがあるから、コツコツ集めたジュエリーたちをミックスできるのです!」
ニューヨーク発のアクセサリーブランド。パールを中心とした、モダンで遊び心のあるアクセサリーが揃います。大草が着用したピアスは3つのパールが並んだモードなデザイン。撮影中、「これ、自腹買いしようかな」と大草がつぶやいたチョーカーを含め、コンサバティブになりがちな正円のパールに、シャープさを加えたデザインで、シンプルな洋服をクールに仕上げてくれます。パールだけでなく、レイヤードを楽しみたい、遊び心のあるネックレスもおすすめ。カジュアルに女性らしい華やかさをプラスしたいとき、ONのシーンでひとさじのモードなムードを添えたいときに。
華奢でフェミニンなデザインに定評のある「JUICY ROCK(ジューシー ロック)」。大草が選んだのは、淡水パールを散りばめたネックレスに、スモーキークォーツを連ねたピアス、そして天然石のリング。ネックレスとピアスは、いずれも繊細なチェーンやワイヤーで一粒一粒をつないでいるので、動くと軽やかに揺れ、優しい光を放ってくれます。大草が着用したリングは、ボリュームがありながらも、ぷっくりとした立体感と柔らかな乳白色で、女性らしい手元を演出。合わせるリングを選ばない、ニュートラルなデザインなので、その日の気分やシーンに合わせて、重ねづけを楽しんで。
デザイナーであり彫刻家でもあった、フィリップ・オーディベール氏が立ち上げた、パリ生まれのブランド。日本のファッション業界でも根強い人気を誇り、さまざまなセレクトショップで取り扱われています。シルバーやゴールドを基調としたメタルパーツの、ほど良くボリューミーなアクセサリーは、トレンドというよりも、独特の存在感が。王道のフープピアスもひとひねり。ツイストモチーフにすることで、アーティでどこかヴィンテージライクなムードが漂います。デイリー使いはもちろんのこと、華やかなシーンにも◎。同じデザインのゴールドカラーも、値段違いで展開されています。
ファッションのプロたちから、じわじわと注目を集めている「LARICA(ラリカ)」のアクセサリー。白のTシャツにデニム、もしくはさらりと一枚で着たワンピースなど、これから夏に向けてシンプルになっていく洋服に一点投入すると、装い全体がぐっと洗練されます。大草がピックアップしたのは、どれもゴールドベースの、ボリューミーなデザイン。ゴールド、かつボリュームがあるのに、決してけばけばしくならないのは、有機的でエッジィなフォルムや、一つ一つ個性のある淡水パールが添えられているから。まさに「主役」をはれるアクセサリーです。
「1万円以下」に絞ってご紹介した夏のアクセサリー、いかがでしたか? 次回は、大草直子が選んだ「3万円以下」のアクセサリーをお届け。6月2日(火)にUP予定なので、お見逃しなく!
※次回はプレミアム会員限定記事になります。
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