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「withマスク」メイクの番外編。最少アイテムで作る「withマスク」メイクを伝授してくれた、ヘア&メイクアップアーティストの後藤若菜さんが、ゴム1本またはスカーフ1本でできる、簡単ヘアアレンジを教えてくれました。メイクが同じでも、ヘアを変えると、印象はがらっと変わります!
まずは後藤さんのヘアスタイルをおさらい。前下がりのストレートボブで、顔の横の長さがあご下くらい。前髪はやや厚めで、ベースはストレートです。
使用するのは、ヘアバームとヘアオイル。
後藤さんおすすめのヘアバームは、「ルベル」のモイ バーム ウォークインフォレスト。ワックスほどベタつかず、軽やかなテクスチャーで、動きのあるセミウェットな束感が作れるのだそう。ヘアオイルは、「レジョイス」のアフルアント オイルN。100%天然成分配合のオールマイティなオイルで、毛先のダメージを補修しながら、艶のある髪をキープしてくれます。伸びがよく、持ちもよいので、旬のセミウェットなヘアスタイルを気軽に楽しめるのも◎。
1. 毛先のみヘアアイロンで外巻きに。ニュアンスがつけば良いので、全体をくまなくきっちりではなく、ラフに巻けばOK。
2. 耳から上の髪を集め、ゴムで結ぶ。最後だけ、髪をすべて通さず、お団子をつくる。
3. お団子からぴょんと飛び出した髪をピンで留める。飛び出した髪をピンで挟み、ピンをゴムに向かってさす。こうすると、ピンが目立つことなく、しっかり留まります。
4. 前髪はバランスを見て量を調整する。あげたいところは、上にむかってねじり、ピンを縦にして留める。
5. 指先にヘアバームをつけ、サイドの後れ毛、前髪にねじりながらつけて、束感を出す。
1. 毛先のみヘアアイロンで外巻きに。ニュアンスがつけば良いので、全体をくまなくきっちりではなく、ラフに巻けばOK。
2. ヘアオイルを手のひらにのせて伸ばし、毛先→中間→根元のながれで揉み込む。最後に、手のひらに余ったオイルで髪の表面をなでつけ、けばけばを目立たなくする。
3. 前髪がある場合はピンで留める(スカーフで見えなくなる位置に留めるのがベター)。また、ボブの場合、スカーフを巻く時に、後ろのすべての髪の下を通すと、後ろがぼこっとなってしまうので、耳上の髪をゴムで仮留めしておき、仮留めの下にスカーフを通す(=スカーフの下に襟足の短い髪がある状態)のがおすすめ。
4. スカーフを折りたたむ。後藤さんが使用したのは77cm×77cmのスカーフ。対角線の角と角を合わせて、三角形を作る。合わせた角を三角形の辺の長い部分に向かって折りたたみ、さらに2回折りたたむ。
5. スカーフを頭に巻く。折りたたんだスカーフの中心が正面にくるようにして持ち、両方の端を仮留めしているゴムの下で交差させ、前に戻す。端を正面で2回結んだあと、スカーフの中に入れ込む。仮留めしていたゴムをはずし、髪を整える。
1. 髪を後ろで一つ結びにする。結ぶ位置は低めがベター。髪が長い場合はお団子にしてもOK。
2. 前髪がある場合はピンで留める(スカーフで見えなくなる位置に留めておくのがベター)。また、顔のサイドともみあげ付近の髪を細くひっぱり出し、おくれ毛を作っておく。
3. スカーフ(後藤さんは私物のワンピースのベルトを使用!)を巻く。ベルトのバックルの位置を起点にして、スカーフを通す。後ろで一度、スカーフを巻き込んでから、最後にもう一度、先を入れ込むと、ずれたり落ちてきたりを防止できます。
4. 最後に出しておいたおくれ毛を細めのアイロン、もしくは小さめのストレートアイロンで巻いてニュアンスを出す。
5. 指先ヘアバームをつけ、後れ毛にねじりながらつけて、束感を出す。
いかがでしたか? 全3回に渡ってお送りした、マスクメイク&ヘア。ご紹介したティップスが、少しでもお役に立てたら嬉しいです!
※本ページに掲載している価格はすべて税別になります。
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Profile
後藤若菜
ヘア&メイクアップアーティスト。ROI所属。女性誌を中心に、モデルやタレントからの指名でテレビや広告でも活躍。ほどよくトレンドをミックスした、女度を高めてくれるヘア&メイクテクニックに定評がある。
インスタグラム @_wakanagoto