Fashion信じるおしゃれ
AMARC初の紙媒体(タブロイド)の発行を記念して、そのタブロイドとの連動企画を全2回でお届け! 第2回となる今回は、「ガリャルダガランテ」で見つけた、大人の装いを軽やかにアップデートしてくれるアイテムを、大草直子流のコーディネートとともにご紹介します。
「今までレースというと、お出かけ、よそいき、ドレスアップ……という感覚で、とっておきの時に着るものというイメージですが、今はなかなか大腕を振って出かけられない状況。だからこそ、レースを自分のために着る、隣に座ってくれる人のために着る、大事な家族のために着る、そんな軸でレースを楽しめればと思います。今までずっと外に向いていたことを、自分のためにしてあげるって素敵ですよね。これは、そういう気持ちを映したコーディネートで、この気分を汲み取りつつ、もう少しリラクシングな雰囲気をプラスするために、ラクーンのカーディガンを羽織りました」
「この冬のおしゃれで一番変わるのは、コートじゃないでしょうか。家のまわりや車での移動といった少し狭い空間で着るコートが気になっていたのですが、そこに偶然、ハーフコートの流行が重なりました。ここ数年、どんどん丈が長くなっていったコートの丈が、ぐっと短くなることで、軽快でスポーティな印象になります。今年は軽やかな冬のバランスを楽しもうと思います」
「Tシャツのような感覚で着られる、一生好き(笑)なTシャツニット。30代からずっとこのシルエットが好きで着ていますが、年齢を重ねるごとに選ぶ色は変わっていって、今は肌になじみやすい色を選ぶようになりました。この一枚は今の自分にぴったりです。今年のボトムは、ゆるい、楽ちんというより、美しいシルエットのパンツが気になっていて、これは久しぶりに美脚パンツを見つけたという感じ。パンツはその人のおしゃれの土台なので、パンツがステイブルなものになれば、その人のおしゃれは盤石なものになります。その点をもう一度見つめ直せるような、美しい一本です」
「このスカートは、ヨーロッパのクラシックなホテルの壁紙みたいなイメージで、アートピースを着ている気分。ひらひらとした繊細な動きをするので、トップは少しだけ厚みと重みのあるニットで押さえると、素材の緩急がついて大好きな冬のスタイリングになります。すべてを重い素材にしてしまうと、その人自体の印象が重くなってしまうので、どこかに軽やかに映るものを投入するのがおすすめです」
AMARC初のタブロイドを
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Photographer: TOMOKO MEGURO
Hair & Make-up: TOMOKO NODA
Styling: NAOKO OKUSA
Edit & Text : AYA FUJIWARA
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