Fashion信じるおしゃれ
新たな「風の時代」の軸になる、“GOOD VALUEな名品“をご紹介する特集。価格の安い、高いではなく、価値が価格を上回っているアイテムを大草直子が厳選し、全10回でお届けします。
4つめとなる今回、大草がピックアップしたのは「ユニクロ」のジーンズ。
人生初、のユニクロのジーンズ。かつ、ここ数年久しぶりに買ったユニクロの服。私の中で、ユニクロは「機能素材の雄」。ワードローブにフィットし、さらに気持ちをモティベートする――そう、買うべきものが見つからなかったのも事実。
このジーンズは、その機能とデザイン、さらに気分のバランスに感動した1本。脚入れをして、たとえは微妙だけれど、まるでスライムのようにじわっと伸びる。脚に吸い付く感じ。そしてここからがすごい。筋や筋肉や贅肉ですら、軽やかにホールドしてぎゅんっと上げてくれる。
すべて自分比だけれど、ヒップはつんと上を向き、驚くほどにふくはぎの位置をアップ。そして太もものシルエットに張りを出してくれる。ちょっと驚き。細身のジーンズは人生にはいらない(似合わないから)、と思っていたけれど、人生の幅をおしゃれの可能性を少し広げてくれたのが、このジーンズ!
ITEM STORY
「ユニクロジーンズ史上 最高に伸びる」と謳うキャッチコピーのとおり、脚を入れた瞬間から、そのストレッチ性の高さに誰もが驚く一本。ユニクロは、2016年にジーンズの聖地であるロサンゼルスに「ジーンズイノベーションセンター」を設立し、独自のジーンズを開発しています。素材やデザインの研究はもちろんのこと、ジーンズを作る工程――例えば、加工する際の水の使用量を抑える製法――の開発も行い、環境にも配慮。”LifeWear”を提唱するユニクロのジーンズは常に進化し続けています。
ユニクロと言えば、ヒートテックやエアリズムをはじめとした「機能素材」のトップランナー。その快適さを実感し、愛用している方も多いはず。その素材の研究力と開発力は、ジーンズにも色濃く反映されていました。今後もユニクロのジーンズから目が離せませんね。
次回は、2月26日(金)に公開予定です。お楽しみに!
Photograph/Yumiko Mogamii
Hair & Make-up/Fuyumi Kubo(ROI)
Styling & Text /Naoko Okusa
Edit & Text/Ayako Suzuki
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