ポロ ラルフ ローレンのオックスフォードシャツ【高揚感をもたらすNEO名品】

すぐれた品や、名高い品を指す「名品」。ただ、なにを「名品」と感じるかは、それを見た人や触れた人、そして纏ったり使ったりした人の価値観や生活背景によっても変わります。

そこで今回は、それを手にすることで、高揚感を得られたり、新しい気づきを与えてくれたりと、前向きなエネルギーを授けてくれるアイテムを、”NEO名品”として紹介します。

AMARC編集長 大草直子が選んだ8つのNEO名品のうち、２つめとしてお届けするのは、19世紀後半から変わらずに愛され続ける、ポロ ラルフ ローレンのオックスフォードシャツ。

― POLO RALPH LAUREN―
オックスフォードシャツ

オーセンティックなシャツも

サイズを上げれば、

全く違う印象に

襟の形を崩さないために生まれたボタンダウンは、いかにもアメリカ東海岸の「育ちの良さ」を感じさせるデザイン。小さなボタンは、キリっとしたシャツを程よくカジュアルダウンさせ、ことさら女性が着ると、ボーイッシュな印象が手に入ります。

ラルフ ローレンの、特にオックスフォード素材のボタンダウンシャツは、1980年代のアメリカンカジュアルには欠かせなかったアイテムですが（私も持っていました）、Y2Kファッションで今、再注目。ただし、コンパクトに着ていたサイズ感を、ドラスティックにアップさせて、例えばこの着こなしのようにXLで。そして、アウターのように、ばさっと羽織れば、何十年も存在しているオーセンティックな1枚が、全く違う表情で着こなせます。

― NEO MASTERPIECE 02 ―
【POLO RALPH LAUREN】
オックスフォードシャツ

19世紀後半に、スコットランドの繊維メーカーが、4つの名門大学（オックスフォード、イエール、ケンブリッジ、ハーバード）にちなんで名付けた４種類のシャツ生地。そのなかのひとつ、オックスフォードクロスで仕立てられているのがオックスフォードシャツ。通気性や耐久性に優れ、着るほどに味わいを増す丈夫な織りが評価され、すぐに英国のポロ選手のユニフォームになり、その後はアイビーリーグルックの象徴に。ポロ ラルフ ローレンのオックスフォードシャツは、ブランドの創立初期に登場して以来、無数のバリエーションが存在します。なかでも、ボタンダウンのポインテッドカラー、ややゆったりとしたストレートシルエット（クラシックフィット）のシャツは、ポロ ラルフ ローレンの世界観を体現するアイテムとして、世界中で愛されています。

※本ページに掲載している価格は、税込価格になります。
※価格は掲載当時の価格です。
※ショップリストはこちらからどうぞ。

Photographs ／ Masanori Akao
Model ／ BLENDA
Hair ／ Keiko Tada（mod’s hair）
Make-up ／ Sadae Sasaki
Styling & Text／ Naoko Okusa（AMARC）
Edit & Text／Ayako Suzuki（AMARC）

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