Fashion信じるおしゃれ
すぐれた品や、名高い品を指す「名品」。ただ、なにを「名品」と感じるかは、それを見た人や触れた人、そして纏ったり使ったりした人の価値観や生活背景によっても変わります。
そこで今回は、それを手にすることで、高揚感を得られたり、新しい気づきを与えてくれたりと、前向きなエネルギーを授けてくれるアイテムを、”NEO名品”として紹介します。
3つめは、大草編集長が、Z世代の長女に教えてもらって以来、愛用しているという、ジバンシィのルージュ・ジバンシイ・ベルベット。
― GIVENCHY―
ルージュ・ジバンシィ・ベルベット
今のZ世代やY世代の買い物は、「間違いたくないから」、とにかくリサーチをしてから、というのが常識。レビューやSNSでのコメントを隈なく見てから、という彼女たちが火をつけたのが、ルージュ・ジバンシイ・ベルベット。何を隠そう、Z世代の長女に強力プッシュされて買ったのが、No.38。
口紅が収まるケースは、そのコレクション名の通り、赤のベルベット。色がきちんとのるのに、羽のように柔らかで、指で直接つけると、何とも言えないセミマットの質感に。それなのに、くちびるが乾くストレスとは無縁で、色も美しいままステイしてくれる。No.38はカシスのような甘さがありながら、どこかモードな印象も。かなり私的な愛が詰まったリコメンド理由ですが、これは新しい世代が推した名品です。
― NEO MASTERPIECE 03―
【GIVENCHY】
ルージュ・ジバンシイ・ベルベット
唇の上でとろけるような塗り心地、鮮やかな発色、そして、上質さを極めたパウダリーマットの仕上がりを備えた「ルージュ・ジバンシイ・ベルベット」。植物由来の成分が、唇をやさしくケアしながら、ふっくらと演出。華やかで、どこか官能的な唇を1日中持続してくれます。ケースにも、深い光沢感を放つベルベット素材があしらわれ、まるでオートクチュールのドレスのような滑らかで上品な手触り。手にとるたびに心が浮き立ち、メイクをする時間を、心地よく、特別なものへと昇華してくれます。
※本ページに掲載している価格は、税込価格になります。
※価格は掲載当時の価格です。
※ショップリストはこちらからどうぞ。
Photographs / Masanori Akao
Model / BLENDA
Hair / Keiko Tada(mod’s hair)
Make-up / Sadae Sasaki
Styling & Text/ Naoko Okusa(AMARC)
Edit & Text/Ayako Suzuki(AMARC)
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