Fashion信じるおしゃれ
ただいま、発売中の『AMARC magazine issue.03』ではパリ取材を敢行! 雨宮塔子さんをはじめとするパリジェンヌのご自宅に伺い、化粧品棚を取材させていただきました。誌面では、導入となる扉のページをSNAPで構成し、パリジェンヌの多様な美しさを表現しました。
本企画はその扉ページの番外編。まだ冬の寒さが残る4月の頭に撮影したSNAPの全身コーディネートとパリジェンヌの美しさの真髄に、全3回で迫ります。
QUESTION1. 美しい人とは?
不完全なものにこそ、美しさを感じます。本人からしたら、コンプレックスに感じるようなパーツも、個性であり、魅力のひとつ。完璧に整った美しさより、個性を愛し、慈しんでいる人に魅力を感じます。
QUESTION2. 欠かせない美容ルーティン(アイテム)は?
NUXEのフェイスマスクを愛用しています。くすみがとれて、肌を明るく、ピュアな状態にしてくれます。それから、自分の「目」が好きなので、それが引き立つよう、メイクをするときはマスカラに時間をかけています。
QUESTION3. 好きなファッションのスタイルは?
大事にしているのは「色」。色選び、色合わせが、自分らしさに繋がっています。好きなのは、ブルーのほか、グリーンやオレンジなど、70年代風のポップな色。今回は、スカイブルーのトーンonトーンでまとめ、足元もアーシーなカーキのブーツを合わせてやわらかく。ジュエリーで小さく赤を効かせました。
STYLING ITEM:
TOPS / イザベル マラン エトワール
BOTTOMS / ロザンナ
SHOES / バッシュ
PIERCES / イザベル マラン
RING / 曽祖母から受け継いだアンティークジュエリー
QUESTION1. 美しい人とは?
⾃分の⼈⽣の価値を知っていて、それに⾒合う⽣き⽅をしている⼈。なにが⼤切で、なにを美しいと思い、どんなことに感動するのか。「本質」を持っている⼈を美しいと思います。
QUESTION2. 欠かせない美容ルーティン(アイテム)は?
17歳からずっと一筋で愛用しているのが、ゲランのパルファン「ルール ブルー」。子どものころ、周りの素敵な大人の女性がつけていた記憶があります。あとは、乾燥肌なので、とにかく保湿を重視しています。シャネルのno.1シリーズのセラムがお気に入り。
STYLING ITEM:
JACKET / リーバイス(ヴィンテージ)
SCARF / エルメス
BOTTOMS / イザベル マラン エトワール
SHOES / エルメス
BANGLE / エルメス、シャネルなどをミックス
いかがでしたか? デニムスタイルでも、どこかフェミニンでエレガントなムードが漂う着こなしでしたね。「美しい人とは?」という問いへの答えにも、個性が光り、深みがありました。次回7月27日(木)に公開予定。お楽しみに。
PHOTOS:MIKA INOUE
EDIT & TEXT: AYAKO SUZUKI (AMARC)
【INFORMATION】
AMARC magazine issue.03
絶賛発売中!
「紙」でこそ、伝えられる世界観、価値観を発信する『AMARC magazine』。issue.03は、ファッションと美容の融合号。ミクロの目ではない、マクロの目で見た美しさとは? 造作の美しさだけではない、生き方や考え方がにじむ「佇まいの美しさ」とは?――AMARCが考える「美しい人」について、さまざまな切り口・角度で、紐解き、提案します。
『AMARC magazine issue.03』の詳細についてはこちらからどうぞ。