Life style今日も一日おつかれさま

世界の中にありながら、世界に属さない

翻訳家であり、セラピストでもある吉福伸逸氏の本のタイトル「世界の中にありながら、世界に属さない」は、まさに私がいいなと思う僧侶のあり方。

「お坊さんになると決めた時、どんな気持ちだったんですか?」と聞かれれば、ワクワクしてた、と答えます。その頃、就職活動真っ最中の友人たちは「初任給は?」とか、「将来的にはいくら稼げるか?」といったことを気にしていて。人と比べる必要もないのに、何か他人の物差しで生きているような。そういう世界から自分は降りたい。でも、世捨て人になりたいわけではない。そんな中、お坊さんになろうと決めた時、なんだか少し肩の荷が降りた気がしました。


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