Life style今日も一日おつかれさま
インターネットの話ではありません。華厳経というお経に出てくる、インドラネット(インドラの網)の例えです。
インドラ網と呼ばれる網の結び目には、それぞれ宝石が結びつけられています。わたしたち個々の存在は、網の結び目のようなものだというんです。「結び目」 というもの、結び目としての実体があるわけではなく、ひもとひもの結節点が、仮にそう呼ばれているわけです。ひもを縁と見るならば、一人ひとりの存在は、個々が独立した実体としてあるわけではなく、縁と縁の結び目に仮に成り立っているのです。しかもその結び目にある宝石の輝きは、他の宝石すべての輝きを反映しています。
私たち一人一人がそれぞれに掛け替えのない宝石であり、そしてそれは他のすべての宝石のきらめきを映し出すことによって輝く。私が大好きな世界観です。
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