Life style今日も一日おつかれさま
会うは別れのはじめ。出会いがあれば別れもあります。その都度にわたし達は「さようなら」と挨拶を交わします。
「さようなら」という言葉は「さようであるならば」が変化した言葉だそう。別れに使う言葉なのでなんとなく寂しい印象を受けることもありますが、本来はありのままを「そのようであるならば…」と積極的に受け容れようとする言葉なのですね。
いったん立ち止まり、今を確認して、その次に進むための節目の言葉。
今までの自分を見つめて、つぎの一歩、未来を見つめる。
そう思うと「さようなら」は未来に願いをこめるための言葉なのかもしれません。
みなさんは、どんな願いや祈りをこめて「さようなら」を使うでしょうか。
Profile
吉田 武士
(よしだ ぶし)
長崎県出身、1984年生まれ。浄土宗僧侶。縁あって一般家庭から僧侶の道へ進む。誰もが参加できる無料イベント「いきなりカレー」主宰。カレー好きな僧侶「カレー坊主」としてSNSで発信を続けている。好きな言葉は「とりあえず、やってみる」。
Teitter:カレー坊主@吉田武士(僧侶Lv.9) (@curry_boz))