距離を越える、距離を置く

お寺では４月以来テレワークが定着し、このところパソコンに向かう時間が増えました。

私は仕事の他にオンラインでの勉強会やお悩みをお伺いする会に参加しています。遠方の方とともに時間を過ごす貴重な機会をいただくとともに、激しい眼精疲労と腰痛に襲われています（苦笑）。同じような状況にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

感染症対策には「身体的距離の確保」が重要だと言われています。距離を保った生活を送りつつも、ご自身や大事な方に心を寄せていられるように、時にはパソコンやスマートフォンからも距離を置き、ご自分のケアも忘れずにお過ごし下さいませ。

Profile

木原祐健
（きはら ゆうけん）
東京神谷町・光明寺の僧侶。2005年に光明寺のお寺カフェ「神谷町オープンテラス」の立ち上げに加わり、ご縁に導かれ僧侶となる。お寺カフェの「店長」として来訪者のおもてなしを担当し、お寺や福祉施設などで傾聴活動を行う。趣味はカフェ巡り。著書に『神谷町オープンテラスのおもてなしお寺スイーツ12ヶ月』（河出書房新社）など。