Life style今日も一日おつかれさま
縁あって、青少年の心を学ぶ勉強会に参加しました。幼少期のお子さんは家庭や学校でつらいことがあったとき、無意識に自分を責め、抱え込んでしまうことがあるそうです。
そんなお子さんと出会ったとき、カウンセラーの方はお子さんの心の痛みに自然な形で寄り添いながら、「困ったときは信頼できる大人に『助けて』と言ってみて」と話すのだそうです。
考えてみれば私たちもそうだなあ、と思いました。大人になればできることは増えますが、素直に助けを求められなくなることも増えることでしょう。
信頼できる方に「助けて」と言ってみること。 今お困りであればご自分のために、そうでなければもしもに備えて、覚えておくといいかもしれません。
Profile
木原祐健
(きはら ゆうけん)
東京神谷町・光明寺の僧侶。2005年に光明寺のお寺カフェ「神谷町オープンテラス」の立ち上げに加わり、ご縁に導かれ僧侶となる。お寺カフェの「店長」として来訪者のおもてなしを担当し、お寺や福祉施設などで傾聴活動を行う。趣味はカフェ巡り。著書に『神谷町オープンテラスのおもてなしお寺スイーツ12ヶ月』(河出書房新社)など。