Life style今日も一日おつかれさま

スキンケアと読経の小さな共通点

こんなことを書くのは気恥ずかしいのですが…
大草さんの記事を読んだことがきっかけで、この冬からスキンケアを試みるようになりました。激安の大きな保湿用オイルを雑な感じで手や顔に塗っています。

しばらく試すうち、自分なりに細かいことが分かるようになりました。春はオイルの減りが遅いこと。肌の変化で風邪の前兆が分かること。

そして、スキンケアは読経と近いなと思いました。

同じお経を同じように読んでいても、季節や体調によって声の出方が違います。毎日行うことで、その日の自分の調子が分かり、一日の過ごし方を考えることもできます。

共通しているのは、日々の習慣が自分を守ってくれること。大事に続けていきたいものです。


Profile

木原祐健
(きはら ゆうけん)
東京神谷町・光明寺の僧侶。2005年に光明寺のお寺カフェ「神谷町オープンテラス」の立ち上げに加わり、ご縁に導かれ僧侶となる。お寺カフェの「店長」として来訪者のおもてなしを担当し、お寺や福祉施設などで傾聴活動を行う。趣味はカフェ巡り。著書に『神谷町オープンテラスのおもてなしお寺スイーツ12ヶ月』(河出書房新社)など。