Life style今日も一日おつかれさま
その道の方に伺ったのですが、日本の伝統的な香りというのは、誰もが好ましく思う、良い香りの素材だけでは作れないそうです。
必ず、それ単体では鼻をつまみたくなるようなものを混ぜることで、初めて、まろやかで完成度の高い香りになるんだとか。
今すぐ無くしたい自分の欠点も、出来るなら忘れたい辛い出来事も、人生をまろやかに仕上げるために、無くてはならない存在なのだと……一緒に、信じてみませんか。
Profile
玉置真依
(たまき しんえ)
北海道余市郡仁木町・仁玄寺の副住職。京都大学大学院教育学研究科の修士課程を修了したアラサー女子。宗派の垣根を超えた僧侶の自主研修会「てらつな」立ち上げメンバー。プライベートでは、“大切な人と死別した子ども”を支える市民団体「グリーフサポートSaChi」のスタッフも勤める。趣味は、御朱印集め。仁玄寺ホームページはこちらから(お参りの記録共有サイト「ホトカミ」内)