道そのものが楽しくあること

先日、アメリカの方とブラジルの方とお話しをする機会がありました。その中で「移動時間」の話になりました。

国土の広い彼らの“ちょっとそこまで”は、平気で2時間くらい移動するとのことなのです。我々の感覚とはだいぶ違いますよね。

「2時間移動って長いですよね？」と質問すると、「車の運転好きだし、移動時間も楽しいじゃない？」と返ってきて、何かと目的地ありきで考えてしまいがちな自分に気がつき、思わずハッとしました。

目的とそこに至るまでの道を分けて考えてしまうよりも、目的も道も一つとして楽しむ。そんな心持ちでいたいものです。

Profile

横山瑞法
（よこやま ずいほう）
1981年生。山梨県南アルプス市にある日蓮宗法源寺・林應寺住職。祖母、妻、3人の子どもと暮らす。趣味はキャンプ・アウトドア。お寺での朝掃除の会「テンプルモーニング」を全国に広めるために活動中。山梨県の超宗派僧侶のグループ坊主道に所属し、多職種の人たちや学生と共に活動する一般社団法人SOCIAL TEMPE理事を務める。
Instagram:@zuiho.yokoyama