Life style今日も一日おつかれさま
地元地域の歴史を調べることにハマっています。
先日、市役所の文化財課の方にお話をうかがう機会がありました。ローカルな生活史を探るにあたっては、骨董品よりも、その時代に当たり前に使われていた生活用品や仕事道具など、当時はありふれていたものにこそ価値があるとのことでした。
しかしそういうものは、あまりにも当たり前のものであるが故に、真っ先に廃棄されてしまい残っていないものが多いそうです。土地土地に個性があり、昔の人たちはそれぞれの環境に合わせて仕事をし、生活していました。
都会・田舎に関わらず、身の回りに残る独特の風土・風習には、私たちが未来を豊に生きるためのヒントにあふれている。そんなふうに思います。
Profile
横山瑞法
(よこやま ずいほう)
1981年生。山梨県南アルプス市にある日蓮宗法源寺・林應寺住職。祖母、妻、3人の子どもと暮らす。趣味はキャンプ・アウトドア。お寺での朝掃除の会「テンプルモーニング」を全国に広めるために活動中。山梨県の超宗派僧侶のグループ坊主道に所属し、多職種の人たちや学生と共に活動する一般社団法人SOCIAL TEMPE理事を務める。
Instagram:@zuiho.yokoyama