今日まで住んでみました。そして、明日からもこうして住んでいくだろうと

毎年この時期になると「街探検」で地元の小学生がお寺を訪れてくれます。いつも決まった話をするのですが、今年は違いました。

というのも、先生から「この街の素晴らしいと思うところを話してほしい」というリクエストがあったからです。この質問に思いのほか頭を悩ませました。そして、一つの答えにたどり着きました。

それは「自分が生まれ育って住んでいる場所だから、素晴らしく思える」でした。

身もフタもないようですが、そうとしか言いようがありませんでした。どこがどうとか、コレが良いとかではなく、ただただ良いと思える。

住んでいる場所に限らず皆さんにもそういうものってありませんか？

Profile

横山瑞法
（よこやま ずいほう）
1981年生。山梨県南アルプス市にある日蓮宗法源寺・林應寺住職。祖母、妻、3人の子どもと暮らす。趣味はキャンプ・アウトドア。お寺での朝掃除の会「テンプルモーニング」を全国に広めるために活動中。山梨県の超宗派僧侶のグループ坊主道に所属し、多職種の人たちや学生と共に活動する一般社団法人SOCIAL TEMPE理事を務める。
Instagram:@zuiho.yokoyama