Life style今日も一日おつかれさま

どんな感情も、「かけがえのない人を失った証」です

大切な方との死別などの、大きな喪失を経た時に湧き起る、感情や体の反応などは「グリーフ」と呼ばれています。これは人により、失くしたものにより、また時によって、様々なものがあり得ることがわかっています。

だから、どんな感情を抱いたとしても、それがあなたなりの自然な反応、あなたが大切な人を失った証なんです。

――ということを、私に教えてくれた団体「リヴオン」は、「大切な人をなくした人のための権利条約」なるものを定め、発信しています。

必要な方に、届きますように。


Profile

玉置真依
(たまき しんえ)
北海道余市郡仁木町・仁玄寺の副住職。京都大学大学院教育学研究科の修士課程を修了したアラサー女子。宗派の垣根を超えた僧侶の自主研修会「てらつな」立ち上げメンバー。プライベートでは、“大切な人と死別した子ども”を支える市民団体「グリーフサポートSaChi」のスタッフも勤める。趣味は、御朱印集め。仁玄寺ホームページはこちらから(お参りの記録共有サイト「ホトカミ」内)