Life style今日も一日おつかれさま
「END展 死から問うあなたの人生の物語」という展覧会に行ってきました。(関連書籍:RE-END 死から問うテクノロジーと社会)
誰もが避けられず、しかし正面からあまり考えることがない「END」――つまり死や人生についてのさまざまな問いが、古今の名作マンガの印象的な場面とともに展示されていました。
「亡くなった人とVR上で再会したいと思いますか?」「どんな状況で最期を迎えたいですか?」
たくさんの問いを受けて、会場を巡りながら色々なことを考えます。展示の最終箇所に出てきた問いは
「死ぬまでにやってみたいことはありますか?」
そこには、展示を見た方々の「やってみたいこと」がずらりと並んでいました。死について問い、考える先に見えてきた、人生の輝きのように思われました。
Profile
木原祐健
(きはら ゆうけん)
東京神谷町・光明寺の僧侶。2005年に光明寺のお寺カフェ「神谷町オープンテラス」の立ち上げに加わり、ご縁に導かれ僧侶となる。お寺カフェの「店長」として来訪者のおもてなしを担当し、お寺や福祉施設などで傾聴活動を行う。趣味はカフェ巡り。著書に『神谷町オープンテラスのおもてなしお寺スイーツ12ヶ月』(河出書房新社)など。