Life style 今日も一日おつかれさま

気がつけば、いつも同じところばかり見ていた

今週の1枚は、写経会の常連さんに教わった通りに撮ってみました。

「ずっと町の北側の様子ばかり見ていたんです。けれど、ある日、反対側の山の稜線が美しいことに気づいたんです」とのこと。

「この町で40年暮らして、ようやく気づけました」と、とても嬉しそうでした。

40年の間にあったであろう、色々な思い出の分、より一層美しく、趣深く見えていらっしゃるのかもしれないなぁと思いつつ、ちょっと背伸びして、撮ってみました。


Profile

玉置真依
(たまき しんえ)
北海道余市郡仁木町・仁玄寺の副住職。京都大学大学院教育学研究科の修士課程を修了したアラサー女子。宗派の垣根を超えた僧侶の自主研修会「てらつな」立ち上げメンバー。プライベートでは、“大切な人と死別した子ども”を支える市民団体「グリーフサポートSaChi」のスタッフも勤める。趣味は、御朱印集め。仁玄寺ホームページはこちらから(お参りの記録共有サイト「ホトカミ」内)