移動手段としての徒歩

地方の車社会で生活していると、気がつくと一日ほとんど歩いていないということがよくあります。そんな中、最近は意識して移動手段として徒歩を選択するようにしています。

普段は車で通る道を歩いてみると、違う景色が見えてきました。

“時速50キロ”では見えないものが、“時速5キロ”ではつぶさに見えてきます。

良いもの、悪いもの、良いのか悪いのか分からないもの。

“車で5分”では考えなかったことを、“徒歩で50分”ではあれやこれやと考えます。

良いこと、悪いこと、良いのか悪いのか分からないこと。

私に足りなかったのは歩くことのようなので、しばらく歩きつづけてみようと思います。

Profile

横山瑞法
（よこやま ずいほう）
1981年生。山梨県南アルプス市にある日蓮宗法源寺・林應寺住職。祖母、妻、3人の子どもと暮らす。趣味はキャンプ・アウトドア。お寺での朝掃除の会「テンプルモーニング」を全国に広めるために活動中。山梨県の超宗派僧侶のグループ坊主道に所属し、多職種の人たちや学生と共に活動する一般社団法人SOCIAL TEMPE理事を務める。
Instagram:@zuiho.yokoyama