読まないのか？ 読めないのか？

昨年半ばくらいから、何故かあまり本を読まなくなっていました。

そこで以前の記事を思い出し、地元の本屋に走り見つけたのが、「本を読めなくなった人のための読書論」です。昨年読んだ本の中で、No. 1となりました。

この本はタイトルが秀逸で、「読めなくなった」というところがポイントです。「読まなく」なったのか、「読めなく」なったのか。

そのことを起点として、「読書」について深く考察した本です。

とても読みやすい文体で、読書について腑に落ちる文章に溢れています。最近、本読んでないかも？ と思った方、手に取ってみませんか？

Profile

長野 文
（ながの あや）
長崎県正法寺 坊守（住職の配偶者）、真宗大谷派僧侶。お寺や仏教のことを、「今」生きる方に伝えるべくさまざまな方法で発信中。最近は、「行いがわたしを導く時間 」というお寺ならではの作業を、楽しみながら学んでいくワークショップ形式の活動に取り組み中。