Life style今日も一日おつかれさま
長崎北西の外海(そとめ)地区へ行きました。
作家の遠藤周作さんは、生前この地域を「神様がわたしのために残してくれた場所」と言って大事にされ、今は写真のような景色が見える高台に、遠藤周作文学館があります。
この辺りは江戸時代にキリスト教迫害があり、その後仏教の布教が進みました。宗教は違えども、今でも信仰に篤い方が多い地域です。
この雄大な景色を見ていると、「なんで私は生きているの?」などと、普段はあまり意識しないようなことを考えざるを得ませんでした。
環境が心境を変えることの不思議を感じました。
Profile
長野 文
(ながの あや)
長崎県正法寺 坊守(住職の配偶者)、真宗大谷派僧侶。お寺や仏教のことを、「今」生きる方に伝えるべくさまざまな方法で発信中。最近は、「行いがわたしを導く時間 」というお寺ならではの作業を、楽しみながら学んでいくワークショップ形式の活動に取り組み中。