Life style今日も一日おつかれさま

一貫性のない自分を愛せるか?

前回書いた遠藤周作文学館」で『自分をどう愛するか』という本を購入しました。

著書のポイントは、「自分の欠点を好きになれるか」でした。また、自分の中に「揺れ」があることを前向きに肯定されていました。

人間はとても複雑で多面的だ、というのが遠藤さんの主張です。

自己表現の媒体が多い現代では、つい自分自身の一貫性を保とうと必死になります。でも、日々揺れ動くのが人間なのかもしれません。

そんな自分をそのまま愛してみる。いかがですか?


Profile

長野 文
(ながの あや)
長崎県正法寺 坊守(住職の配偶者)、真宗大谷派僧侶。お寺や仏教のことを、「今」生きる方に伝えるべくさまざまな方法で発信中。最近は、「行いがわたしを導く時間 」というお寺ならではの作業を、楽しみながら学んでいくワークショップ形式の活動に取り組み中。