人生に突き刺さる一言

本山への旅の途中にこれを書いています。

旅をすると、日々の喧騒を離れるからか、ふと自分の人生を振り返るような瞬間が訪れます。

今回の旅ではそういう瞬間が多く、さらに誰かが私のことを思って発した言葉が、月日を超えて聴こえてくる、という体験もしました。

この一言に自分は救われたなぁと思い、じんわりとした気分に。そういう一言って、言った本人はほとんど覚えていません。でも言われた本人にとっては、人生を支えるものになっていたりします。

皆さんにもそんな一言がありますか？

Profile

長野 文
（ながの あや）
長崎県正法寺 坊守（住職の配偶者）、真宗大谷派僧侶。お寺や仏教のことを、「今」生きる方に伝えるべくさまざまな方法で発信中。最近は、「行いがわたしを導く時間 」というお寺ならではの作業を、楽しみながら学んでいくワークショップ形式の活動に取り組み中。