奥深い煎茶の世界をのぞき、文化を深める人たちに思いを馳せた

先日、煎茶をメインにしたカフェで、煎茶の飲み比べをする機会がありました。

一煎目は新鮮な香りと爽やかさ、二煎目は旨味が増し、三煎目は深い味わい、と同じ茶葉でも煎を重ねるごとに味わいが変わってきます。

オーナーから、熱のこもった煎茶愛のあふれるレクチャーを受けながら、その奥深さに触れることができました。

そして、煎茶の世界に没頭するオーナーの姿を見て、いつの時代も彼のような人たちの、深い知識と情熱が文化を豊かにし、次の世代へと受け継がれていくのだとしみじみと思いました。

Profile

横山瑞法
（よこやま ずいほう）
1981年生。山梨県南アルプス市にある日蓮宗法源寺・林應寺住職。祖母、妻、3人の子どもと暮らす。趣味はキャンプ・アウトドア。お寺での朝掃除の会「テンプルモーニング」を全国に広めるために活動中。山梨県の超宗派僧侶のグループ坊主道に所属し、多職種の人たちや学生と共に活動する一般社団法人SOCIAL TEMPE理事を務める。
Instagram:@zuiho.yokoyama