Life style 今日も一日おつかれさま
実は私、高校時代に、けっこう重めの不登校生徒でした。大学でも、当初は出席できず単位を取りこぼしていましたが、少しずつ行けるようになり、なんとか卒業できました。
何が功を奏したのか自分でもよくわかりませんが――大学生の時はよく、優しいクラスメイトたちに「私の存在を許してくれて、ありがとう」と感じていました。
10年以上が経った今でも、心のどこかに「誰かの、何よりも私の存在を許してくれる場所」というキーワードが、ぼんやりとある気がします。
Profile
玉置真依
(たまき しんえ)
北海道余市郡仁木町・仁玄寺の副住職。京都大学大学院教育学研究科の修士課程を修了したアラサー女子。宗派の垣根を超えた僧侶の自主研修会「てらつな」立ち上げメンバー。プライベートでは、“大切な人と死別した子ども”を支える市民団体「グリーフサポートSaChi」のスタッフも勤める。趣味は、御朱印集め。仁玄寺ホームページはこちらから(お参りの記録共有サイト「ホトカミ」内)