未来を眼差す力

「こうやるといいですよ」――そう聞いたとき、自分だったらどう捉えるだろう？

月イチの鍼の施術を受けながら、先生とそんな話になりました。

「あの時こうすればよかったのか、と、大抵の人は過去を振り返ることが多いです」

「では自分はこれからこうするといいのかな、と聞いたことを取り入れて未来を眼差す人は、どんどん伸びていきますね」と、先生。

反省も活かしつつ、未来を眼差しながら、私もまだ伸びていきたいなと思った時間でした。

Profile

三宅千空
（みやけ ちひろ）
浄土真宗本願寺派 教西寺僧侶/坊守（住職の配偶者）。「グリーフケア〜たいせつなものを失ったことを抱えながら過ごしてもいい、嬉しいときも困った時もお寺はあなたと一緒だよ」ということを、近所に住む子どもや親たちに気軽にお寺に寄ってもらうことを通して、伝えたいと思っています。