Life style今日も一日おつかれさま
少なくともここ5年ほど、自分の至らなさにへこむ度に「どれだけ残念であっても、自分の現在地から足を1歩前に踏み出さなくては」と言い聞かせて、生きるということをやってきました。
ある日ふと、「足を踏み出せる程度に、まっすぐ立たせてもらっている」のだと思えるようになりました。まだまだ残念なはずの自分の現在地にも、それ相応の感謝の念が湧いてきたのです。
夢を見て、足元を愛おしんで、生きていけたらいいのかもしれません。
Profile
玉置真依
(たまき しんえ)
北海道余市郡仁木町・仁玄寺の副住職。京都大学大学院教育学研究科の修士課程を修了したアラサー女子。宗派の垣根を超えた僧侶の自主研修会「てらつな」立ち上げメンバー。プライベートでは、“大切な人と死別した子ども”を支える市民団体「グリーフサポートSaChi」のスタッフも勤める。趣味は、御朱印集め。仁玄寺ホームページはこちらから(お参りの記録共有サイト「ホトカミ」内)