Life style今日も一日おつかれさま

どうしてお坊さんになろうと思ったのですか――小2の問い

今年も、小学2年生の生活科の単元「まちたんけん」で、子どもたちが訪ねて来てくれました。

「いつ働いていますか」「誰が働いていますか」などの質問とともに、「どうしてお坊さんになろうと思ったのですか?」と問われました。

住職は少し考えた後、「みんなを幸せにしようと思ったからです」と答えました。小学生にもわかるように。やさしい言葉でまっすぐに。

そうだ、お寺って、人が幸せに暮らすお手伝いをするところだなあ、と改めて胸に刻みながら、住職のお話を聞いていたのでした。


Profile

三宅千空
(みやけ ちひろ)
浄土真宗本願寺派 教西寺僧侶/坊守(住職の配偶者)。「グリーフケア〜たいせつなものを失ったことを抱えながら過ごしてもいい、嬉しいときも困った時もお寺はあなたと一緒だよ」ということを、近所に住む子どもや親たちに気軽にお寺に寄ってもらうことを通して、伝えたいと思っています。