Life style今日も一日おつかれさま
先日、近隣のお寺で大きな法要があった際、食事の席にて写真の様な会席をいただきました。眼前に現れた秋の風景におもわず顔がゆるみました。
料理研究家の土井善晴さんによると、和食に「混ぜる」はなく、「和(あ)える」のだそうです。
それぞれを混ぜ合わせ新しい何かを作るのではなく、それぞれの違いを尊重し自然な調和を作る。
「混ざらないようにするために小さな器が発達したのかな?」とテーブルを眺めながらいただきました。
違う視点に立ってみるのも悪くありませんね。
Profile
長野 文
(ながの あや)
長崎県正法寺 坊守(住職の配偶者)、真宗大谷派僧侶。お寺や仏教のことを、「今」生きる方に伝えるべくさまざまな方法で発信中。最近は、「行いがわたしを導く時間 」というお寺ならではの作業を、楽しみながら学んでいくワークショップ形式の活動に取り組み中。