Life style今日も一日おつかれさま
歳をとって、以前はわからなかったことがわかってきた実感があります。今のまま、学生時代に戻れたら、もっと違った人生を選べるんじゃないかな? というくらいに。
けれど、かえって先が読めすぎてしまって、何をしても窮屈で、絶望してしまうかもしれないなとも思います。
今よりも周りが見えない、物を知らない若者でしたが――それもまた、前に進む力の1つであったような気がします。
Profile
玉置真依
(たまき しんえ)
北海道余市郡仁木町・仁玄寺の副住職。京都大学大学院教育学研究科の修士課程を修了したアラサー女子。宗派の垣根を超えた僧侶の自主研修会「てらつな」立ち上げメンバー。プライベートでは、“大切な人と死別した子ども”を支える市民団体「グリーフサポートSaChi」のスタッフも勤める。趣味は、御朱印集め。仁玄寺ホームページはこちらから(お参りの記録共有サイト「ホトカミ」内)