「いつのまにか」と「そろそろかな」

いつのまにか、若紅葉の青葉がいい感じに木陰を作っています。裏庭のバラが何輪も咲いていました。

いつのまにか、紫陽花がもうすぐ咲きそうになっています。梅も実をだんだん大きくしています。

「いつのまにか」は、私が気づいていないだけで、季節はちゃんとめぐっていますね。

今年はうちでとれた梅でも、ほんの少しだけど梅干しが作れるかな。

いつのまにか、と逃すこともあるけれど、「そろそろかな」と迎えられるように。

春からの新生活での変化、みなさんもどうぞ楽しみを見つけて、ねぎらってお過ごしくださいね。

Profile

三宅千空
（みやけ ちひろ）
浄土真宗本願寺派 教西寺僧侶/坊守（住職の配偶者）。「グリーフケア〜たいせつなものを失ったことを抱えながら過ごしてもいい、嬉しいときも困った時もお寺はあなたと一緒だよ」ということを、近所に住む子どもや親たちに気軽にお寺に寄ってもらうことを通して、伝えたいと思っています。