Life style今日も一日おつかれさま

誰のモノでも無い土地の話し

お寺の境内だと思っていた土地が、実はそうではないということが判明しました。調べてみると「無主物」という、誰の所有にもなっていない土地ということでした。

誰の所有にもなっていない土地。資本主義の根幹を担うといっても過言ではない「所有」という概念。この誰のものでもない土地が、お寺の境内と地続きになっているということに運命すら感じてしまいます。

あえてそのままにしておいて、所有に囚われない、実験的な活用をこの土地でしてみようと思います。


Profile

横山瑞法
(よこやま ずいほう)

1981年生。山梨県南アルプス市にある日蓮宗法源寺・林應寺住職。祖母、妻、3人の子どもと暮らす。趣味はキャンプ・アウトドア。お寺での朝掃除の会「テンプルモーニング」を全国に広めるために活動中。山梨県の超宗派僧侶のグループ坊主道に所属し、多職種の人たちや学生と共に活動する一般社団法人SOCIAL TEMPE理事を務める。
Instagram:@zuiho.yokoyama