Life style 今日も一日おつかれさま

世界を広げるマジカルワード「かもしれない」

ヨシタケシンスケさん著の『りんごかもしれない

目の前のただ1つのりんごについて、「実は大きなサクランボの一部なのかもしれない」、「『らんご』や『るんご』という兄弟がいるのかもしれない」……と、「かもしれない」の世界がどんどん広がる、子どもに大人気の絵本です。

思えば、決まりきったいつもの景色も、いまいち見えない誰かの気持ちも、「本当は○○『かもしれない』……」と空想してみれば、どこかフレッシュに見えてきたり、新しい可能性に気づけたりするのかもしれませんね。


Profile

玉置真依
(たまき しんえ)
北海道余市郡仁木町・仁玄寺の副住職。京都大学大学院教育学研究科の修士課程を修了したアラサー女子。宗派の垣根を超えた僧侶の自主研修会「てらつな」立ち上げメンバー。プライベートでは、“大切な人と死別した子ども”を支える市民団体「グリーフサポートSaChi」のスタッフも勤める。趣味は、御朱印集め。仁玄寺ホームページはこちらから(お参りの記録共有サイト「ホトカミ」内)