Life style今日も一日おつかれさま

花びらは散っても花は散らない。形は滅びても人は死なぬ

今日は、お寺の掲示板の言葉から。この文章の背景にある感覚は、外国人より日本人の方が理解できるそうです。

いのちのつながりを、花が咲いたひと時だけで捉えない。

種から芽が出て、花が咲きそして散っていく。

そしてその花が土の栄養となり次のいのちにつながる。

言葉にしてしまうと当たり前のようなこの循環の世界観を、豊かな自然がある日本では実感しやすいのだと思います。

きっと人間の一生にもこういうものがある。

あなたは次のいのちに何を残しますか?


Profile

長野 文
(ながの あや)
長崎県正法寺 坊守(住職の配偶者)、真宗大谷派僧侶。お寺や仏教のことを、「今」生きる方に伝えるべくさまざまな方法で発信中。最近は、「行いがわたしを導く時間 」というお寺ならではの作業を、楽しみながら学んでいくワークショップ形式の活動に取り組み中。