見えない力に支えられている

私たち僧侶にとってなくては無くてはならないものの一つに、袈裟・衣などの“法衣”があります。

先日、京都で法衣店を営む方とお話しする機会に恵まれ、色々と質問しました。

その中で印象的だったのが、「法衣が私たちの手元に届くまでに一体何人の職人さんがいるのでしょうか」と質問すると「今ここで正確に答えられないくらいに多いです」とお答えいただいたことでした。

工程を聞くと知らないものも多くありました。

今年の年末は、見えないたくさんの職人さんに感謝をしながら、法衣箪笥の整理をしました。

Profile

横山瑞法
（よこやま ずいほう）
1981年生。山梨県南アルプス市にある日蓮宗法源寺・林應寺住職。祖母、妻、3人の子どもと暮らす。趣味はキャンプ・アウトドア。お寺での朝掃除の会「テンプルモーニング」を全国に広めるために活動中。山梨県の超宗派僧侶のグループ坊主道に所属し、多職種の人たちや学生と共に活動する一般社団法人SOCIAL TEMPE理事を務める。
Instagram:@zuiho.yokoyama