Life style今日も一日おつかれさま
義母が亡くなり、お寺で葬儀をしました。
初めて着物の喪服を着るので、18年前に実母が持たせてくれたものを箪笥から取り出し、使用する小物類も確認しました。それは、タイムトラベル感満載の作業でした。
黒でなくてはならない物も全て揃っているとわかった時、持たせてくれた母を思って、泣けました。
想いは時を超えていく。
昔はこういうことがもっと多かったのかもしれませんね。 引き締まった黒の着物で、無事義母とお別れしました。
Profile
長野 文
(ながの あや)
長崎県正法寺 坊守(住職の配偶者)、真宗大谷派僧侶。お寺や仏教のことを、「今」生きる方に伝えるべくさまざまな方法で発信中。最近は、「行いがわたしを導く時間 」というお寺ならではの作業を、楽しみながら学んでいくワークショップ形式の活動に取り組み中。