寂しさも別に悪くはない

環境が変わると、ふとした時に寂しさを覚えることってありますよね。寂しさは、心にできた小さな空白のようなものです。

しかし、その空白こそが、新しい何かが芽生える余地かもしれません。

ただ無闇に寂しさを埋めようとせず、あえて味わうことで、自分の内面と対話する機会にもなるでしょう。

寂しさをそっと受け入れてみたら、その小さな空白に、春風のような軽やかな息吹が吹き込んでくるかもしれません。

Profile

横山瑞法
（よこやま ずいほう）
1981年生。山梨県南アルプス市にある日蓮宗法源寺・林應寺住職。祖母、妻、3人の子どもと暮らす。趣味はキャンプ・アウトドア。お寺での朝掃除の会「テンプルモーニング」を全国に広めるために活動中。山梨県の超宗派僧侶のグループ坊主道に所属し、多職種の人たちや学生と共に活動する一般社団法人SOCIAL TEMPE理事を務める。
Instagram:@zuiho.yokoyama