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日本が誇る文化「和菓子」。今、注目を集めているのが「とらや」から発売されたリミテッドアイテム。とらやでは、とらや パリ店45周年を記念して、フランスを感じるアーティスティックな和菓子を限定販売しています。パリ・マロニエ通りが美しく色づくこの季節、特別な和菓子をいただきながら、日本、そしてフランスの、移ろいゆく時間と歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
和菓子のテーマは「voyage」、フランス語の「旅」。日本の和菓子がフランスに旅立ち、さまざまな素材と出会いながら進化していく様をイメージしているのでしょうか。要所要所にフランスにまつわるテイストやデザインが織り込まれ、五感で愉しめるお菓子になっています。
マロニエの葉が色づくさまを表した生菓子。マロニエはヨーロッパ南部原産で、馬栗(うまぐり)または西洋栃の木(せいようとちのき)ともいわれています。パリの街路樹として有名なマロニエの葉が、秋の深まりとともに色づくさまが表現されており、この季節のお茶請けとしても最適な一品です。パリ店10周年(1990年)を記念して考案されたお菓子で、今回期間限定のリバイバルです。
価格:540円
販売店舗:生菓子取扱店(御殿場店を除く)
販売期間:2025年9月16日(火)~10月15日(水)
三色旗で埋め尽くされた街が市民で賑わうさまをイメージに。パリで開催された万国博覧会の成功を祝う様子を描いた作品に、モネの「モントルグイユ街、1878年6月30日の祝祭」があります。三色旗で埋め尽くされた街が市民で賑わうさまが、黄、紅、青、白の色鮮やかなそぼろと透き通った琥珀糖で表されており、一目見ただけで華やかな気持ちになります。パリ店25周年(2005年)を記念して考案されたお菓子の限定販売です。
価格:540円
販売店舗:生菓子取扱店
販売期間:2025年9月16日(火)~10月15日(水)
「ちぐさかん」はさまざまな味を楽しむことのできる、ひとくちサイズの羊羹です。とらや パリ店45周年にあわせた、フランスで愛される「ショコラ」と「フランボワーズ」、そして秋ならではの「和栗」を詰め合わせています。通常はTORAYA GINZAで季節ごとに味を替えて販売している商品ですが、特別に他の店舗でも購入できます。
価格:2,484円(1箱(9個入))
販売店舗:赤坂店・TORAYA GINZA・東京ミッドタウン店・京都一条店・ジェイアール京都伊勢丹・ジェイアール名古屋タカシマヤ・梅田阪急
販売期間:2025年10月1日(水)~10月15日(水)
※TORAYA GINZAでは10月31日(金)まで販売
フランスのボルドーワイン(赤)を使用した琥珀羹で、ルーブル美術館のガラスのピラミッドの輝きを表現しています。光の加減により色合いが変化し、透明感のある美しいフォルムは飾っておきたいほど。ボルドーの芳醇な香りが口一杯に広がる大人のお菓子は、さまざまなシーンで喜ばれる逸品。とらやパリ店25周年の際に誕生したお菓子が、限定販売されます。
価格:508円
※アルコール濃度:1.0%未満
販売店舗:赤坂店のみ
販売期間:2025年10月1日(水)~10月15日(水)
上記以外にも、とらやパリ店にちなんだ菓子が登場します。
パリの街に「とらや」の暖簾がかけられたのは、1980 年のこと。
和菓子を通して日本文化を海外に紹介したい―そのような思いで海を渡ったとらやにとって、パリへの出店は旅のはじまりでした。オープン当初、和菓子はほとんど知られておらず、羊羹をご覧になり「これは黒い石鹸ですか」とお尋ねになるお客様もいらっしゃいました。そこで、パリ店では「和菓子のよさはそのままに、現地の文化や嗜好を尊重した菓子づくりを」という発想のもと、フルーツやチョコレートといった素材も用いてまいりました。
現在では、お客様の大部分は現地の方となり、親子3代にわたりご利用くださるお客様もいらっしゃるなど、和菓子はパリでも着実に根付いています。異国への旅のはじまりから45年。フランスで出会った数々の素材と菓子づくりの知見は、今のとらやに生かされています。(とらやホームページより抜粋)
※本ページに記載している価格は、すべて税込になります
【お問い合わせ先】
とらや
https://www.toraya-group.co.jp/
text:Kumiko Takenaga