11月も後半に入り、2022年もまもなく終わりに。そんなタイミングで贈りたくなるのが、一年がんばった自分へのご褒美や大切な誰かへのギフト。さまざまな選択肢がありますが、なかでも、ジュエリーは、毎日にそっと寄り添い、気分を、そして自分を高めてくれる、近くて尊い存在。
そこで今回は、上品な華やかさを放つ「4℃(ヨンドシー)」のコレクションに注目。エディターの三尋木奈保さんと大草直子が、自分へ、そして大切な人へ贈りたいジュエリーをセレクトしました。
in case of
NAHO MIHIROGI
for me……
自分へ
モダンな直線と、しなやかな曲線。
多面的な大人に寄り添う、
2つのリング


NAHO’S COMMENT
「自分へのギフトには、タイプの違う2つのリング(左手 人差し指・中指)を。基本的に、イエローゴールドベースの華奢なジュエリーが好きなのですが、それだけでは無難になり過ぎてしまうことも。
そこでまずは、4℃とコラボレーションして作らせていただいたリング(左手 人差し指)をセレクト。華奢なリングの延長でつけられる繊細さがありつつ、上下に幅をもたせたモダンなフォルムが、ピリッとスパイスとして効いてくれます。間から肌が見えるデザインなので、軽やかさもあり、指が太く見える心配もありません。また、それぞれのラインの断面が、円ではなく、スクエアになっているのも、こだわったポイント。直線的でエッジがあるぶん、シャープな印象が漂います。
対して、もうひとつのリング(左手 中指)は、曲線的で波打つようなライン。3つセットになっているうちの2つを左手(中指)に、1つを右手(人差し指)にバラしてつけました。イエローゴールドという色の共通項をもたせながら、直線と曲線をミックスさせることで、それぞれの個性を引き立て、リズミカルな手元に」
for niece……
社会人になったばかりの
姪へ
“イエローゴールドデビュー”に選んだ、
凛としたリングと
柔和なロングネックレス

NAHO’S COMMENT
「社会人になって間もない、20代半ばの姪っ子。きちんと感の出し方やトレンドの取り入れ方など、”大人のおしゃれ”にまつわるアドバイスをよく求められます。最近は、ジュエリーにも興味があるようですが、まだ、イエローゴールドは持っていないとのこと。そんな姪っ子の、イエローゴールドデビューに贈りたいと思って選んだセットです。
リングは、芯の強さと華やかさを兼ね備えた、モダンなデザイン。今の時代を生き抜く、凛とした意思を引き立て、所作までキリッと美しく見せてくれるはず。オン・オフ問わずにつけられるので、さまざまなシーンで楽しんでもらえたらと思っています。
リングがシャープなぶん、ネックレスは女性らしい柔和な印象のサークルモチーフに。チェーンも70cmと長めなので、今っぽい、ゆったりとしたトップスやロングボトムスとも相性が良さそうだなと思い、選びました」
in case of
NAOKO OKUSA
for me……
自分へ
ざっくりニットが”女の顔”に――
長くて、軽くて、透ける
雫モチーフのロングネックレス


NAOKO’S COMMENT
「私が選んだのは、雫をモチーフにしたネックレス。ちょうど、長くて、軽くて、透けるネックレスが欲しいと思っていたのです。と言うのも、これからの季節は、どんどん洋服の素材が、厚く重たくなっていきます。そこに、軽やかで繊細な”光”が乗ると、メンズライクでウーリーなニットが”女の顔”になるのです。
長さの調整もできるので、服によってアレンジも楽しめます。夏になったら、短めのシンプルなチェーンネックレスとレイヤードしても良さそう。逆に、冬のニットには、これ1つだけで十分。チェーンから自然と繋がる、雫のようなオーガニックなラインと、上品にセットされたダイヤモンドが、なにげない動きのなかで、美しい光を放ってくれます。
合わせたリングも、素肌が透けるデザイン。繊細な光を注意深く重ねていくのが気分です」
for older friends……
年上の友人へ
年下だからこその目線で選んだ、
モードでモダンな
スパイス的ジュエリー

NAOKO’S COMMENT
「少しだけ年上の友人(先輩)をイメージしたギフトです。クリスマス近辺がお誕生日なので、そのお祝いに贈りたいと思って選びました。
ご自身でもたくさんのジュエリーをお持ちで、いつもおしゃれな先輩。だからこそ、ご自身では選ばないであろうジュエリーを選びました。たとえば、ピアスホールはなく、いつもイヤリングをされているのですが、それをイヤカフに。そうすることで、彼女から滲み出るエレガントな雰囲気にモードなスパイスが加わります。
それから、リングもボリュームのある色石や地金のものが多いので、肌が透けるデザインのものを。この一つが入るだけで、手元の印象がぐっと軽やかになり、いつもとは全く違うコーディネートになります。今回選んだ、4℃×三尋木さんのコラボレーションリングは、繊細さとモダンのバランスが絶妙。華奢なものからボリューミーなものまで、合わせるリングを選びません。
ちょっと年下の後輩だからこその目線で選んだ、モードでモダンなセットです」
【COLUMN】
心の中に”強い芯”をもつ女性へ――
4℃×三尋木奈保
コラボレーションリング

本記事でも、三尋木さん、大草のそれぞれが、それぞれのギフトにセレクトしている、4℃と三尋木奈保さんのコラボレーションリング。
三尋木さん曰く、「繊細な中にも、ピリッとモダンな個性がある、そんな女性像を映したかった」とのこと。2本の細いリングを、2本の縦のラインでつなぎ、縦のラインの1つにはダイヤモンドをセット。もう1つには、あえて、なにもセットしないことで、2つの表情を楽しめるデザインになっています。手持ちのリングとも合わせやすく、シーンを問わず、エターナルな光を放ちます。
11月11日(金)から、4℃の店舗、およびオンラインストアで発売がスタートしてるので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
いかがでしたか? 自分へのご褒美だったり、家族から受け継いだものだったり、パートナーからのプレゼントだったり。きっと、お手持ちのジュエリーも、さまざまなストーリーや思い入れを持っているはず。そんなコレクションに、この冬、また、ひとつのストーリーを加えてみませんか?
【お問い合わせ先】
4℃ オフィシャルHP:こちらから
電話番号: 03-5719-3266
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
※SVはシルバー、YGはイエローゴールドを表しています。
※洋服は、すべてご本人の私物になります。
Model & Styling / Naho Mihirogi,
Naoko Okusa
Photographs / Yuya Shimahara
Hair&Make-up/ Tomoko Kawamura
Edit & Text/Ayako Suzuki
【INFORMATION】
ホリデーシーズンの
ジュエリーコーディネートを
AMARC CHANNELで公開中!
AMARC CHANNEL(YouTube)では、三尋木さんと大草が、ホリデーシーズンにぴったりのジュエリーコーディネートをご紹介しています。ドレスアップして出かける日とホームパーティの日、それぞれのコーディネートをそれぞれの目線で組み立て、解説しています。華やかなだけでなく、知性をも感じるジュエリーコーディネートはもちろん、プライベートでも仲のいい2人ならではの、楽しげなやり取りは必見です。ぜひ、ご視聴くださいね。