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今年も、卒業式や入学式のシーズンが近づいてきました。毎年、この時期になると、たくさんの質問やリクエストをいただく「オケージョン服」。大草自身もセレモニーシーンを控えていることもあり、今年こそはと、先日インスタライブを行いました。おすすめのセットアップから、アクセサリーなどの小物、メイクアイテムまで。インスタライブで紹介した、大草流の「オケージョンメソッド」をまとめてお届けします。
最初にご紹介したのは、大草がデザインを監修した「シーズンスタイルラボ」のセットアップ。ツイード・黒・セットアップという3つの要素を網羅しているため、完璧なセレモニースタイルが叶います。ラメとリボンが織り込まれたツイードは上品かつ華やか。ジャケットは、トレンドを取り入れた短め丈で、スタイルUP効果も。スカートは、ジャケットとバランスがいいミモレ丈。フロントにはワンボックスプリーツがあしらわれ、ウエストの後ろ部分はゴム仕様になっているため、長時間椅子に座らなくてはいけない式の場でもストレスなく着られます。
そして、このセットアップの魅力は、シーンを超えた単品使いができるところ。袖口や裾が切りっぱなしになっているジャケットは、Tシャツ×デニムスタイルに合わせてカジュアルダウンするのもおすすめ。スカートは大きめのニットや乗馬ブーツを合わせたり、春先はシャツに合わせても。
そんなおすすめのセットアップですが、ただいまセール中につき、なんと半額に! スカートはオンラインストアでは完売していますが、高島屋シーズンスタイルラボの店舗(新宿、日本橋、京都、大阪、柏、横浜)には、まだある場合もあるそうなので、気になる方は是非お問い合わせしてみてくださいね。
中に着たブラウスはシルクストレッチ素材のボウタイブラウス。モックネックのように少し立ち上がった襟で、ノーカラーだけでなくテーラードのジャケットにも合います。黒いジャケットに対し、真っ白のブラウスが光の役割を担い、肌色をきれいに見せてくれます。シルク混ですが、自宅で洗えるのも◎。
まだ寒さが残る時期に行われる卒業式や入学式。ただし、タイツはNG。肌の色が透けるほどフォーマルになるので、ぜひストッキングを合わせて。黒のセットアップには黒が馴染むので、今回大草が選んだのも黒。予備をバッグに入れておくといざという時に役立つので、2足購入しておくのがおすすめ。少し手を濡らしてから、下から上へ撫でるようにしてはくと、電線やヨレを防いでくれます。
バッグは、レザーのスクエアで、腕にかけられるサイズがフォーマルとされています。大草のイチオシは「ヴァレクストラ」の“イジィデ”。アイコンのバックルからも、品が漂います。
メインバッグに入れるのは、スマホ、財布、リップなどの細々したもの。たくさん渡される書類や式で履くスリッパはサブバッグへ。大草自身、なかなか「これっ!」というものに出合えず、悩まされたそうですが、今回、選び抜いたセレモニー用サブバッグがこの3点。
✔️ ネミカ
本体はナイロン、持ち手はレザーなので、軽くて丈夫。肩にかけられる持ち手の長さも高ポイント。ノートPCも入るサイズなので、仕事シーンにもおすすめです。先日、ネミカ広尾店でインスタライブをしたのですが、その際、オケージョン対象商品が10%オフになるクーポンコードを発行してくれました! オンラインストアでは「MKS25」を入れると割引が適用されます。広尾店を含む、5つの店舗では「インスタライブを見た」と言っていただければOKです♡
※クーポンコード使用期限は2月12日(月)となります
✔️ ICB
ツイード×チェーンストラップが華やかなトートバッグは、シンプルなスーツやジャージー素材のワンピースなど、サラッとした着こなしに合わせて、アクセントとして効かせて。こちらも、肩にかけられます。式典だけでなく、Tシャツやカットソーなど、カジュアルなアイテムと合わせても可愛い!
✔️ ソージュ
金具のない究極にシンプルなデザイン。素材はヴィーガンレザー。白、黒、ベージュの3色展開なので、白やベージュ系の明るいトーンの装いには、白やベージュがおすすめ。仕事シーンでも活用できるミニマルなデザインが魅力です。
まだまだ寒いので、アウターも必須。大草のおすすめは、AMARC CHANNEL で紹介した「SANYOCOAT」の“100年コート「極」”! 取り外し可能な、薄くて暖かいダウン付きライナーがついていたり、撥水加工が施されていたりと、さまざまな天候に対応できるうえ、合わせるインナーも選びません。
「オペーク ドット クリップ」のスーツは、コスパが最強! なんと、ジャケットが11,000円、パンツが7,150円と、セットで揃えてもアンダー20,000円。かなりシンプルなので、シーンやトレンドを問わず、長く着ることができます。しかも、両方とも自宅で洗濯可能。オケージョンとしてはもちろん、普段の仕事着にもぴったりです。パンツのウエスト部分はゴム仕様なので、長時間はいていても苦になりません。色は上品なダークネイビー。大草は、上下ともにサイズ38でぴったりだそう。
インナーには、総レースのトップスをセレクト。袖や裾がスカラップデザインになっているので、ジャケットを脱いだ時も華やかです。背中にはパール調のボタンまであしらわれていて、後ろ姿まで素敵!
視聴者からは「卒業式と入学式。同じネイビーのノーカラースーツで出席予定です。中のブラウスを変える場合のおすすめの色は?」という質問も。大草からの提案は、ブルーを含んだ「グレー」。白のインナーとはまったく違う印象になるので、バッグと靴は一緒でも問題ナシ。「コサージュやブローチを変えると、より一層イメージチェンジになります」とお答えしました。
ブローチには、シンプルな装いを華やかにしてくれる効果があります。トレンドのアイテムでもあるので、普段から、ニットやスウェットにつけたり、ワンピースのウエスト部分につけたり。帽子につけたりもできるので、さまざまなアレンジを楽しんで。
このとき、大草はブローチを”重ね付け”していました(上の写真の左2つ)。そうすると、オリジナリティも出ますし、楽しみ方のバリエーションも増えます。ポイントは少し重ねてつけること。付ける位置はやや上。ジャケットの襟に沿うようにしてあげると、洗練された印象に。「オペーク ドット クリップ」と「iris47」には、他にもさまざまなブローチが!
そして、探している方が多いのが、コサージュ。「ネミカ」のコサージュは、大草も購入したそう。ほんのりモードな印象に仕上げてくれます。付ける位置にルールはありませんが、こちらも、できるだけ上の方の襟近くにつけるとバランスがとりやすく、華やかに見えます。
「スーツの色とコサージュの色は合わせた方がいいですか?」という質問もいただきましたが、黒×ネイビーは、相性がいいのでミックスしてOK。コサージュだけでなく、ネイビーのスーツに黒いバッグや靴も、品よくまとまります。
インスタライブ中、大草が通しでつけていたのが、「iris47」のパールのピアス。このくらい大粒、かつ揺れるタイプだと顔まわりが明るくなります。ネックレスは、白とグレーをミックスしたデザインをセレクト。白の輪玉のものより、カジュアルな印象に。よりきちんと見せたい場合は、上の写真の真ん中のようなものがベストです。
「コサージュとネックレスは一緒につけない方がいいですか?」という質問には、「一緒につけても問題ありませんが、コサージュが大きい場合、ネックレスをつけなくても十分華やか。つけたり外したりしてバランスを見てくださいね」とお答えしました。
ご主人やパートナー、もしかしたらご自身のお父様など、男性と並ぶことも多いセレモニーシーン。男性はネイビーかグレーのスーツを着ることが多いので、色も素材感も柔らかくて優しい「セオリー リュクス」のスーツのような組み合わせで参加するのもおすすめ。
こちらは、ジャケット、ブラウス、パンツの“3セットアップ”。ピンクがかったベージュで、女性の肌を明るく華やかに見せてくれます。着物でも、お祝いの席ではピンクが入ったものが多いので、晴れやかなシーンにぴったり。3つの素材が揃うと、かなり華やかなので、アクセサリーはピアスのみでOK。
視聴者からは「卒業式にベージュは大丈夫ですか?」という質問も。大草からは「フォーマル度が下がるということはありませんが、校風にもよるので、ぜひ先輩ママに聞いてみてください」とお返事。このセットには、他にも色展開があるので、ベージュが難しそうなら万能なネイビー、またはブラックも素敵です。3つとも手洗いが可能、というのも嬉しいですね。
インナーに着たブラウスは、ラウンドカラーでフロントにタックが入っています。「ハンガーにかかっていると、やや甘めの印象ですが、着てみると想像以上にキリッとして見える! さすが、セオリー リュクス」と大草も絶賛。
ストッキングはスーツの色に馴染むヌードカラーをセレクト。ヌードカラーのストッキングは、自分の肌色より2段階ほど濃いものを選ぶと、引き締まって見え、白浮きも回避できます。大草がはいていたのは、コンビニやドラッグストアでも購入可能な「サブリナ」のナチュラルベージュ。
靴の色は、黒の洋服には黒の靴、ネイビーにも黒、ベージュには淡い色を。もし、これから買うのなら「ペリーコ」がおすすめです。トゥの形やヒールの高さなど、バリエーション豊かに揃います。トゥは細いほど、モード色が濃くなり、強いイメージに。また、定番の“アネッリ”(写真1、2枚め)は、足の肌がのぞくデザインなので、脚がすっきりと長く見えます。ベージュの方は少しスクエアトゥになっていて、ヒールは低め。黒はポインテッドトゥでヒールが高め。同じ“アネッリ”でもだいぶ印象が違います。
校庭に出る場合など、細くて高いヒールがNGなら、スタックトヒールのパンプスを選んで。お受験用にも人気の形で、優美なアーモンドトゥと太めのヒールなので、どんな場所へでも履いていける万能パンプスです。
セットで着ると「きちんと感」がありつつ、パイル調の生地なのでカジュアルに寄せることもできるセットアップ。とくに、スカートは着丈がかなり長いので、トレンドの短丈トップスともバランスがとりやすく、普段使いしやすいデザインです。インナーとして合わせたブラウスは、縦に並んだコットンパールのボタンがアクセサリー代わりに。
ジャケットは着なくても大丈夫、もしくは着たくないという方におすすめなのが、「ICB」のぺプラムブラウスとパンツのセット。パンツは、ウエスト部分がドローストリングのカジュアルな仕様ですが、ブラウスとセットで着ると隠れるので気になりません。あまりルールに厳しくない学校なら、十分なきちんと感です。
合わせたバッグは、同じく「ICB」のミックスツイードのもの。シンプルな服は、バッグを変えるだけでも印象が変わります。コーディネートが楽しめる、新しいセットアップとしてトライしてみては?
カチューシャやリボンゴムなど、ヘアアクセサリーでアレンジを楽しむことも。先ほどピアスやネックレス、ブローチを紹介した「iris47」は、ヘアアクセサリーも充実しています。
「オケージョン服」があるように、ヘア&メイクにもTPOがあります。今回は、その中でも差が分かりやすい、リップとヘアをフィーチャー。
普段は赤のリップが多い大草ですが、セレモニーシーンでは、ピンク系やベージュ系の柔らかな色味にするそう。
ピックアップしたのは3つのリップ。「インウイ」のヌードレッド(写真左)は華やかな印象。保湿効果も高く、唇が潤うので、式の間にリップクリームを塗り直さなくてもいいのでは? というほど。「SUQQU」のリップ(写真中)は、ほんのりとラメが入った上品なコーラルベージュ。淡めの色づきなので、リップブラシなしで、さっとそのままつけても。「SHISEIDO」(写真右)は、ロージィピンク。日本人の肌の色にすっと馴染むのはさすが。
ヘアは、あまりウェットにしすぎると、カジュアルに見えてしまいます。大草が愛用しているのは「シスレー」のスプレー。髪をボリュームアップしながら、一本一本をコーティングしてくれるので、艶と束感、そして柔らかな表面感を作ってくれるうえ、キープ力もあります。セミマットに仕上げてくれるので、オケージョンに最適。ヘアアイロンなどで動きをつけた後、根元から束になるよう数カ所にスプレーして。天然由来のフレッシュな香りも心地よく、セレモニーシーンで香水をつけるのは控えたいという方にも◎
いかがでしたか? どんなタイプがいいのか、どこで探せばいいのか迷いがちな「オケージョン服」。それぞれの学校のルールや雰囲気に合うよう、普段とは違う視点で洋服やアクセサリーを選ぶのは大変ですよね。大草いわく、『卒業式は「ありがとうございました」、入学式は「よろしくお願いします」という気持ちを伝える場所。そんな気持ちを大切にしながら選ぶのが一番」。みなさんの「オケージョン服」選びの参考にしていただけたら嬉しいです。
Text / Aiko Ishihara
Edit /Ayako Suzuki(AMARC)
【COLUMN】
「室内履き」を
インスタライブ後にリサーチ!
インスタライブ中にご質問いただいた、セレモニーシーンにマストハブな「室内履き」。インスタライブ後に編集部で徹底調査した中から、厳選した4つのタイプをご紹介。
#01 スクール行事の定番!
折り畳めるシューズ
折り畳みができる室内履きとして、愛用者が多い「BUTTERFLY TWIST」。かさばりがちな室内履きは、持ち歩くのも大変。少しでもコンパクトになる方がいいですよね。軽いのにきちんと”靴見え”するので、体育館や教室でもコーディネートが崩れません。サイズ展開も豊富で、デザインによっては、22.5cm〜26cmまでカバーしてくれるのも嬉しいポイント。
#02 ZARAのフラットシューズが使える!
シンプルさとトレンド感のバランスが絶妙で、靴から履き替えても、きちんと感を損わないZARAのフラットシューズ。素材も、レザー、ナイロン、ベルベットといくつもの種類があるので、好みや手持ちのスーツと合うものを探すのも楽しい! 何を隠そう、大草も、学校行事の室内履きとして愛用しているそう。
#03 ヒール付きでスタイルキープ
ヒールの高いパンプスを脱いだら、全体のバランスが……と気になる方も多いと思います。「キャサリン コテージ」の4cmのヒール付きスリッパなら、床をヒールで痛めることもなく、スタイルアップが叶います。ジャストサイズの専用ポーチ付き。
#04 持ち運びに便利な
ポーチ付きのローファー
レインシューズブランドの「テンパレイト 」。こちらは急な雨に対応できるように軽量化されたレインシューズです。付属のポーチが付いていて、軽いので、室内履きにしてもOK。黒だけでなく、ベージュもあるので、明るい色のオケージョン服にもマッチしてくれます。
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