今秋、本格デビューした「RONEL(ロネル)」とAMARCのコラボレーションにフォーカスした特集も今回で最終回。何にも囚われない自由な着こなしを披露してくれた“インスタグランマ”こと内藤朝美さんと大草が“自分らしさ”と“おしゃれ”について語り合います。
欲しいものは欲しい。
“きれいな欲求”が私たちを前に進めてくれる
―――今回のRONEL✕AMARCのコラボレーションアイテムを紹介する特集のテーマは「MAKE NEW SELF ―「私らしさ」は私が決める―」ですが、おふたりにとって、ファッションにおける「私らしさ」はどんなところでしょうか?
内藤:私らしさ……なんでしょうね(笑)。普段から意識しているわけでないのですが、自由であることかしら。40歳だから、70歳だから、こうしないといけないというのはないじゃない? 自分らしさって人に言われるんじゃなくて、やっぱり自分で決めるもの。私は、いつも自由な心でいいなと思ったモノを選んでいます。というか……私、本当に執念深いの(笑)。心惹かれたモノは手に入るまで忘れられなくて、欲しくて欲しくしょうがないのよ。
大草:それはまさに内藤さんのファッションに対するエネルギー。きれいな欲求ですよね。それは人を前に進めてくれる原動力でもありますよね。
内藤:おかげで生き生きしています(笑)。
大草:ファッションに対するエネルギー、執念深さ(笑)は、私も、昔も今も変わらずあって、まさに原動力。それで思い出すのが、中学生のときに好きだったプリーツスカート。友人と原宿に遊びに行ったときに一目惚れしたんだけど、そのときはお金が足りなくて。でも中学生だったから、翌日に気軽に行けるわけもないじゃない? どうしても諦められなくて、週末の朝イチ、しかもその日は家族旅行の日だったのに、出発前に強行で買いに行ったことが(笑)。
内藤:私たち、似ているわね。お揃いのアイテムもいくつも持っているし。
大草:そうでしたね。実は今日つけてきたジュエリーも偶然同じ。ビックリしました。内藤さんを見ていると、どこか自分を肯定されているようで。内藤さんのようにいくつになってもおしゃれを楽しんで、喜びに満ちた人生を私も送りたいなって思います。あと、ファッションって、着る人のこれまでの人生のレイヤーなんですよね。そう考えたときに“私らしさ”と聞かれたら、少しインターショナルな雰囲気がすることとセクシーさかな。それが私のスタイルだと思っているし、それは意識していますね。
内藤:それは伝わってるわよ。ご自身のチャームポイントや長所をわかってお洋服を着ていらっしゃる。たとえば、ドッキングワンピースをあえてオフショルダーで着ていらしたのなんて、まさにそう。
大草:内藤さんにそういっていただけると嬉しいです♡
“ワンピース”はおしゃれを
つつがなく楽しむ“お守り”
―――RONEL✕AMARCのコラボレーションでは、オールインワンも含めてワンピースを4型、作りました。おふたりにとってワンピースはどんな存在ですか?
内藤:家にいるときは、夏ならジーンズにトップスはTシャツ、秋冬ならパーカーやスウェット。だからワンピースって私にとっては“よそゆき”ね。非日常のおしゃれするワクワク感を味わえるアイテム。今回のコラボレーションアイテムでは、ドットのワンピース、オールインワンを着させてもらったけれど、どちらも生地やシルエットはきれいめだけど、着てみるとストレッチが効いていたり、ウエストがゴムになっていたり。パッと着るだけで特別感は出るけれど、決して窮屈じゃなくて着やすかったわ。
大草:ありがとうございます。まさにおしゃれするワクワクは、手に取ってくれた方に感じて欲しくて、今回のアイテムを作りました。そして「着やすさ」も忙しい女性たちにとって欠かせないポイントですよね。ワンピースっておしゃれして出かけるときに着たいアイテムであるのと同時に、“お守り”のような存在でもあるかなと思っていて。どうしたって時間がない朝も、着るだけでキマるワンピースが1,2着あると安心。だから、シーズンに数着はワンピースを揃えています。おしゃれをつつがなく楽しむための“お守り”ですね。
―――最後にそれぞれにとって“おしゃれ”とはどんな存在でしょう?
内藤:そうねえ、私にとっては、“おしゃれ”は世界を広げて、人と繋いでくれるツールなのかなと思っています。9年前に娘と一緒にInstagramでファッションを発信するようになって、素晴らしい人たちとたくさん出会うことができました。
大草:本当にそうですね。私たちが巡り会ったのに“おしゃれ”を通じて、ですもんね。
内藤:まったく違う世代の方とお話することも増えて、本当に幸せです。大げさじゃなくて、世界中とおしゃれを通じて繋がりました。まだInstagramを始めたばかりで、フォロワーが100人いるかいないかの頃、ある方から自分が作っているというジュエリーを贈りたいって連絡が来たんですよ。なんとその方はキプロス島在住でメッセージもギリシャ語。今も投稿するとすぐに反応してくれて、うれしいですね。
大草:内藤さんのInstagramって日本の女性だけでなく、世界中で惹かれる方がいるんですよね。きっとそれは、投稿が“誰かに見て欲しい”からではなくて、純粋にご自身がファッションを楽しんでいるから。楽しさや喜びが伝わってくるんですよ。
内藤:そういってもらえると嬉しいわ。私、本当にお洋服が大好きなの。ハイブランドもファストファッションもいいなと思ったら、欲しいし着たいの。最初にも話したけれど、本当にファッションに対して執念深いのよ(笑)。
NAOKO OKUSA is wearing…
SHEER DOT DRESS
ASAMI NAITO is wearing…
SHAWL COLLOR JACKET
Profile
内藤 朝美
2015年に娘のさおりさんとともにInstagramのアカウントを開設。キュートでドラマチックな着こなしとハッピーな笑顔で人気を集め、“インスタグランマ”の愛称で親しまれている。フォロワー15万人は日本に留まらず、世界各国に。
Instagram:@asaminaito_and
BRAND STORY
― RONEL ―
(ロネル)
2024年秋にスタート。様々なシーンやテイストの境界を自由に飛び越え、知性✕遊び心をベースに忙しい毎日を彩るNEO STANDARDを提案。店舗を持たず、ECに特化。ブランド名は、ROLE(役割)から“RO”、そしてNEW SELF(新しい自分)の“NE”と“L”を組み合わせた造語。
Instagram:@ronel_jp
ファッションを楽しむことは、生きる原動力。パワーがもらえる対談でしたね。内藤さんの着こなしや大草のコラボアイテムへのこだわりも、あわせてぜひチェックしてみてくださいね。
【お問い合わせ先】
コーエン カスタマーサポートセンター
TEL:0120-956-520
10:00~17:00(土日祝・年末年始を除く)
https://www.coen.co.jp/support/
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
Photos / Yoko Nakata(MAETTICO)
Text /Rina Koyama
Edit /Ayako Suzuki(AMARC)
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